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help リーダーに追加 RSS 横峯親娘にも観てほしい!(テニスだけど) 『ウィンブルドン』!

<<   作成日時 : 2005/05/01 15:09   >>

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画像まず初めに、
この映画でヒロインを演じたキルスティン・ダンストは、
非常に特異な存在感を持った女優ではないかとボクは思う。
とりたてて、美人というわけではないのに(失礼な言い方だけど)、
とくに意識せずに放つどこか“欠けた”ような一種独特の彼女の色気は、
非常に男心をくすぐってやまないのである。
パッと見の“崩れた”感じからほのかに漂う、
セックスの対象としての即物的なイメージと、
うつむき加減の表情からときに読み取れる、対極的な内面の脆弱さ。
そんな見た目と内面のアンバランスさを自然体で醸してしまう彼女の魅力は、
何もその微妙な見せ方の胸元ばかりにあるのではない。
ボクは、今世紀最高の“童貞ヒーロー映画” 『スパイダーマン』 を観たとき、
やはりサム・ライミは“知っている…”と、ひとり心のなかで歓喜の声を上げた。
どこの誰とでも簡単に寝ていそうな崩れた色気の漂う外見の裏で、
ボクだけが知っている、本当の彼女の内面の脆さ…。
そう、あらゆるすべての童貞クンは、
この手の女性にたやすく妄想を刺激される哀しい種族なのである(根拠はない!)。
要するに、童貞時代の男というものは(あとロリータ志向の人々)、
女性を“性”と“聖”の二極でしか解釈することが不可能なために、
それを外見と言動で意図なく表現してしまっている女性をすぐに偶像化してしまうってわけ。
一見メチャクチャな発想と理屈のように思えるかもしれないけど、
ここを原点に、男は少しずつ現実にもまれながら女性というものを理解してゆくのであります。
(もちろん、完璧に理解するなんて一生無理ではあるんだけど…)

映画とはまったく関係のない話になってしまったけど、
そんなキルスティン・ダンストが、本作では新進気鋭のテニス・プレーヤーを演じている。
またそういう臆面のなさが、彼女のいい意味での“安っぽい”魅力なのである。

6月の全英ウィンブルドン。
選手としての“下り坂”を意識して、この大会で引退を決意していたピーターだったが、
注目のアメリカ人若手選手ジリーと恋に落ち、
恋する強さを武器に試合に勝ち進んでゆく。
しかし、ゴシップ狙いのマスコミに追われるなかで、
しだいにふたりの関係はギクシャクし始め…。
製作が、『ノッティングヒルの恋人』 『ブリジット・ジョーンズの日記』 『ラブ・アクチュアリー』
などの“ワーキング・タイトル”なため(まぁボクは上記のどれも観てないんだけど)、
一見すると誰にも観やすいウェルメイドな恋愛映画といった印象を抱きがちだけど、
ボク個人としては、これは恋愛映画というよりも、
20代の勢いを失して、悩みの振り幅がしだいに大きくなってくる30代男のトホホな現実を、
自虐的に楽しみながら観る、でもそこにこそ意味のある“ボクらの”カンフル剤的快作だったと思う。
そういう意味では、これは男版 『ブリジット・ジョーンズの日記』 と言えるのかもしれない。
とにかく、恋にも人生にも自分のテニスにもいちいち迷いを見せるピーターの情けなさに、
おそらくボクを含めた30代独身男性のほとんどは確実に共感できるハズ。
映画の集客的には役不足ではないかと思われたポール・ベタニーが、ズバリのハマり役だ。
そして、ヤツが恋するダンスト演じるジリーは、恋もテニスも若さの勢いそのまま、
セックスだっていい試合をするためのリラクゼーションと簡単に割り切ってしまう(素晴らしい!)。
そんなふたりの対照が映画をスマートに締めていて、
なおかつそれがイギリス人とアメリカ人の違いを皮肉ったような感じにも見受けられて興味深い。
CG頼りの試合のシーンの数々には大した迫力はないし、
その後のふたりの恋愛模様もステレオ・タイプと言えばそうなんだけど、
とにかくドラマの盛り上げ方がストレートでテンポよくクレスしてゆく感じなので、
ラストには心地好く清々しい余韻を味わうことができる。
上映時間もタイトだし、地味な公開が非常にもったいないと思わせる拾い物的1本となっている。

もちろん、カップルで仲良く観たっていいけれど、
できればボクは、これをひとりでも多くのボクと同じ境遇の悩み多き男たちに観てほしい。

そして、ストレートに洗練された本作のなかで唯一、
宮里パパや横峯パパよろしく、ヒロインのよきコーチであると同時に、
テニスを通してでしか娘とうまくコミュニケーションのできない不器用ながら心優しい父親像を、
怪優サム・ニールが普段の個性を抑えて臭みなく好演、
映画の全体的な印象に奥行きを与えている。

やっぱり藍ちゃんやさくらちゃんの恋愛事情なんかにも、
あのパパたちは人知れず目を光らせているんだろうか…(まぁ余計なお世話だけど)。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。
キルスティン・ダンストをネタにここまでとくとくと、面白すぎです(笑)。
僕は「めざましテレビ」の高島アヤパンにめちゃくちゃ同じ印象を感じてます。
あの人って、空気の操作がなんかすごい(映画と関係ないっすね…)。
しかしこの「ウィンブルドン」上映館が少ないですね。
cafe saudade
2005/05/03 01:00
ありがとうございます!
そうなんですよ、
都内はユナイテッド・シネマとしまえん1館なんです。
平日行ったらガラガラで、
カウンター長いのに受付の女性ひとりで、
しかもシネコンなのに全席自由でした(笑)。素敵。
ちなみにボクはテレビ東京の大橋未歩アナが好きなんです。
ボクはテレ東っ子です。
栗本 東樹
2005/05/03 01:51
はじめまして〜。
私はこの映画、日曜の午後みにいったのにガラガラでした(笑)そんなにミニシアター扱いしなくてもいい映画だと思うんですけど。
キルスティン・ダンストは、どう評価していいかわからない女優さんだったんですけど、こちらのコメントみてなんとなく男性からみた魅力がわかったような気がしました!
tora-mie
2005/05/05 00:25
tora-mieさん、こちらこそ初めまして!
返事が遅くなってしまい申し訳ありません。
そうですか、
やっぱり日曜の午後なんていい時間でもガラガラでしたか(笑)。
そうなんですよ、
キルスティン・ダンストは、けっこう男好きのする顔立ちなんです。
ん〜でも、ほかの男性から見たらどうなんだろう…(?)。
アンジェリーナ・ジョリーよりずっとカワイイと思うんだけどな(笑)。
栗本 東樹
2005/05/07 01:47