瓶詰めの映画地獄 〜断罪!断罪!また断罪!!〜

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help リーダーに追加 RSS 『ブロークバック・マウンテン』 がオスカーを逃がした本当の理由、それは…

<<   作成日時 : 2006/03/12 07:00   >>

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最近になってとうとう、
女より男同士でいる方がずっと気が楽だな、と強く感じるようになった(末期症状?)。
そりゃもちろん、女のコと呑みに出かけたりするのは楽しいし、
その後の展開に何もないとわかっていてもそれはそれでワクワクするんもんだけど、
それよりも最近は、男同士でいることの安堵感にこそ癒しを求めるようになった気がする。
少し前までは、それこそ女のコを誘うことばかり考えていて、
仮に男同士で呑んだとしても、その後に、
おネエちゃんのところへ繰り出す算段で頭はイッパイみたいなところがあったハズなんだけど、
歳を喰っちまったんだろうか……? ついこないだも仲間数人で呑みに行った際に、
「○○さんて、女とか必要なさそう。ってゆうか男好きそう」などとストレートに言われてしまい、
「そんなことないよ!」と一応は否定しておいたものの、
あながちそれも間違っちゃいねぇな、なーんて思ってしまった。“やもめ”がつづくと苦労する。

ボクは現在、東京に暮らしていて、
そしてわりと近郊に、15歳の頃からの(つまり田舎の)友人がひとりいるんだけれど、
“付かず離れず”で長く付き合ってきたせいか、彼とは非情に居心地が好く、
互いの暇を見つけては(まぁボクはいつでも暇だが)、
ここ何年かは、できる限りひと月かふた月に1回のペースで街へ繰り出すようにしている。
さすがに忍び19年、死して屍拾う者なし。
互いのオナニー殺法とクラスの誰が“ズリネタ”かを教え合っていた頃からの腐れ縁なので、
話を始めれば“打てば響く”、しかし話題尽きることなく(主にボクが話し手、彼が聞き手)、
もちろん女相手より会話の往来はスムーズで、下ネタの間合いもタモリ倶楽部のそれ以上、
夕刻あたりに呑み始めればアッと言う間にそろそろ終電、なんてことも少なくはない。

でも、ボクが20代の半ばに脱サラして以来、
相変わらずのその日暮らしを送っているのとは反対に、
彼は結婚して、家も買って、さらには1年前に家族も増えて、
以前のような月一ペースではさすがに呑みに行かれなくなってしまった……。そして、
ボクと違い人に誇れる職業に就いている彼は、その分抱えるストレスも相当なものらしく、
今までに見せたことのないような、やつれ切った表情を最近になって見せるようになってきた。
対するボクはと言えば、金も車も家もなく、将来性も極薄な代わりに、
好きなだけ映画を観て、たまには女と気ままに遊んで(ホントたまに)実にイイ気な暮らしぶり。
もちろんボクだって、こんな生活に決して充足感を覚えているわけなんかじゃないけど、
「家のローン抱えて、子育ても大変、仕事も辛い、で、そんなに疲れていいコトねぇじゃん!」
と、彼の生活にいつか来る自分の将来を感じて幸せに憧れる、なんてことはあまりない。
だけど、そこで彼は言う。「こればっかりはさぁ、しょうがないんだよ…」と……。
何が“こればっかり”なのか、そして何が“しょうがないのか”、
さすがにボクだって30も過ぎてガキではないのでその意味するところは重々理解できるけど、
理解できるけど……そこでいつもボクの思考は、一時停止の状態になってしまう。

男は、イイ仕事に就いて、イイ歳になったら結婚して、そして幸せな家庭を作るもんだ―。
それが歴史の礎とわかってはいても、こういう価値観は、いったいいつからのものなんだろう。
ボクはそれから逃れたくて独り東京に暮らしているようなところがあるし、
逆にボクの友人は、その従来的な価値観に一抹の違和感を覚えながらも、
それが自分の選んだ人生だからと、あえて茨の道を孤高に分け進んでいる。
しかし、一見相対するようなボクと彼の人生航路においても、
たったひとつだけ、大きく共通している部分がある。
それは、彼にしても、そしてボクにしても、
同様に世の価値観や世間体といったものにどこかで縛られながら生きているということ……。
“それ”から逃れて生きてゆく自由なんて、本当は、この世のどこにも存在したりしないんだ。
何も男ばかりじゃない。もちろん女たちだって同じだろう。
いくら“負け犬”と開き直ったって、それがまた足枷となり自分の足を傷めてゆく。
もがけばもがくほど、蛇の皮が太陽に炙られてジリジリと絞まり続けてゆくように……。
男も女も関係ない、既婚も未婚も関係ない、子供がいようといまいと関係ない。
そして人は、自分が作ったわけでもない価値観や世間体に縛られ生きているものだから、
それから外れていこうとする他者を見つけると、ここぞとばかり矢持て石持て非難を始める。
そうして嫉みは偏見を生み、差別を助長し、それはさらにあらゆる諍いへと拡がってゆく……。
それでもそうした価値観から逃れて生きてゆこうとする者に待っているのは、
煉獄のような果てのない孤独、ただそれだけ。

この 『ブロークバック・マウンテン』 は、
周知のとおり“同性愛”を描いた至高のラブ・ストーリーとして数々の映画賞に輝いているが、
しかし今作は、許されぬ同性愛の行方を描くだけがテーマの作品なんかではない。
これは、人間が呑み込まれるしかない雄大な大自然をそのメタファーにして、
人が価値観から逃れ生きてゆくことの窮屈さを沁みる繊細さで描いた本年屈指の大傑作だ。

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 1963年、アメリカはワイオミング州ブロークバック・マウンテン。
 定職のないイニス(ヒース・レジャー)とジャック(ジェイク・ギレンホール)のふたりは、
 羊放牧の仕事を得て、この山でひと夏を過ごすことに。
 移ろいやすく厳しい大自然のなかで、互いを援け合って日々を重ねてゆくうちに、
 いつしか彼らの孤独な心は、深い絆で結ばれてゆく。
 しかしその友情が、ごくごく自然に男同士の“許されない関係”へと変化してゆくのに、
 さほどの時間はかからなかった……。
 今よりも保守的な時代、そしてアメリカ内陸の排他的な土地で、
 互いに伴侶を得て、それぞれに子供を授かりながらも、
 20年もの永きにわたり誰にも理解されない愛情を密かに育んでゆくイニスとジャック……。
 しかしやがて、厳しい社会の現実が、ふたりの関係に暗い翳を落とし始める……。

“カウボーイ”と言えば、
アメリカにおいてそれは一般的に“男”、そして“男の人生”を象徴してきたスタイルだが、
この映画のなかでは、それが従来型の価値観や世間体、
そして、“しがらみ”を意味する皮肉なメタファーとして機能している。
イニスとジャックもそれに倣い、立派なカウボーイを志して生きてきたが、
現実の彼らに職はなく、映画で見るようなカウボーイのカッコよさにはほど遠い。
要するに、彼らは人生の“負け組”なのだ。
そんなふたりは、まるで自分たちしかこの世に存在しないかのような壮大な自然の袂で、
互いを援け合いそして戯れるうちに、
相手の心に一時の連帯感や友情だけでは括れない“何か”を強く感じ合い始める。
外は凍えるような寒さの夜のテントの中、
ふたりがついに一線を越えて体を交わすシーンは、その生々しさ以上に、
まるで心に欠けているものを互いの体を貪ることで補い合っているかのように見えて、
痛く、そして途轍もなく哀しい。

イニスは、どちらかと言えば、
従来型のカウボーイのイメージになんとか自分を当て嵌めようとするわりに古風なタイプだが、
対するジャックは、どこかそのイメージに抗って自由に生きてゆこうとする先進的なタイプだ。
そのふたりの対比が最後まで、映画の軸になってゆく。
ジャックは窮屈なしがらみなんて捨て去って、ふたりでやっていこうといつも提案するが、
イニスはそれを心の底では強く望みながらも、「それは無理だ」と絶対に一歩を踏み出さない。
そしてその違いが、さらに彼らを人生の苦悩の淵に追いやってゆくんだけれど、
しかし、そうだったからこそ、彼らの関係は20年もの永い間つづいていったんだとボクは思う。
もしもそうでなかったら、ふたりは最初に山を下りた時点で二度と会いはしなかっただろう。
もしかしたら、その方がジャックにとってもイニスにとっても幸せであったかもしれないのに。
互いを窮屈なしがらみから解放し合える存在に出逢ったというのに、
その僥倖が、今度はふたりを縛り付けてゆくという残酷な皮肉……。
男と女、男と男、女と女、人種の違い、国籍の違い、パターンはそれぞれあるけれど、
しかし“いくつもの障害を乗り越えて愛を深めてゆく”系の恋愛映画の要は常にここだ。

そして、いつの時代も変わることなく、
なんとか夢や理想に生きてゆこうと無理をしたがる男という種を、
“現実”という名の巣になんとかつなぎ止めておこうとする女という種の闘いも、
この映画ではもう一方の軸としてキチンと用意されている。
イニスとジャックがそれぞれ家庭を持っているという設定が物語に深みと説得力を持たせた。
イニスの妻を演じるミシェル・ウィリアムズと、
ジャックの妻を演じるアン・ハサウェイのふたりもまた対照的。しかし、ここでも女は強い……。

たとえしがらみや世間体を捨てたことで孤独の深淵に追い詰められたとしても、
たとえ世の中から冷たい視線を向けられて自分の味方がただのひとりもいなくなったとしても、
心のなかに確かな“何か”があれば、人は、涙に暮れながらでも生きてゆくことができる……。
ラスト、涙をこらえながら噛み締めるようにつぶやくイニスの最後の言葉をもって、
彼はついに、孤高のカウボーイとなる……。



カナダに負けたアメリカや、中学生に負けたチーム青森ほどの番狂わせではなかったものの、
この 『ブロークバック・マウンテン』 が本命と言われていた今年のアカデミー賞は、
周知のとおりポール・ハギス監督作 『クラッシュ』 の逆転受賞という結果になった。
確かに、『クラッシュ』 は、
作者の訴えることも素直で良心的な、誰の胸にも届くすべての現代人必見の映画だと思うし、
だからこれがオスカーを獲ったことにあえて異を唱えるつもりはない。
でも、俳優陣の演技のレベルの質といい、アン・リー監督の非の打ちどころのない巧さといい、
映画のテーマを逆説的に浮き立たせるために機能しつつも、
深呼吸したくなるようにスクリーン以上の雄大な広がりを感じさせる珠玉の映像美といい、
自然に、さりげなく、しかし胸に沁みていつまでも心に残るニューシネマ的な音楽といい、
あらゆる面において1本の映画として観た場合、
テーマが前面に出すぎて奥行きには欠ける前者より後者の方がレベルが断然上なのは、
誰が見たとしても明らかな事実である。
しかし今作が、最後の最後で作品賞を逃したというのは、
これが“強いアメリカ”の象徴たるカウボーイを同性愛の対象として描き、
しかもそれが実はアメリカの本質である“内部アメリカ”の旧時代的な部分を、
“外国人”に暴かれたということに対する理不尽な拒否反応であるとしかボクには思えない。
作品が認められずに監督賞だけ与えられたところで、
そんな矛盾に作家が心からよろこべようハズもない。

ハリウッドはかつて、『グリーン・デスティニー』 でアン・リー監督を認めたが、
あれはもはやハリウッドに中国語圏映画人の存在は欠かせないという当時の流れだったし、
なにより 『グリーン〜』 は東洋テイスト全開の生粋の中国アクションだった。
それに、監督が 『グリーン〜』 の前に手掛けた 『楽園をください』 という佳作が、
アメリカ史最大の恥部のひとつである、
“南北戦争”の醜い現実を描いたことで無視されたというかつての経緯をも考え合わせれば、
今回もそれと同じパターンと推測することができるのではないだろうか?
『ミュンヘン』 に対するあからさまな拒絶反応といい、これといい、
ボクにとっては 『クラッシュ』 が聞いて呆れる結果としか言うことができない。
……まぁ、それはいいとして……。



最後に、今回、ボクがなぜ冒頭で友人の話を持ってきたのかというと、
かつて高校時代、ボクらはあまりに仲が良く、いっしょに行動することが多かったことから、
クラスの女子から、「あのふたり、ホモなんじゃない?」と噂されたことがあったからだ。
まだまだ若かったボクらは、当時それを必死になって否定していたことを今思い出すけど、
仮に今、そのときと同じことを言われたとしたら、
「そうだよ。俺がタチ(男役)、彼がネコ(女役)。それが何か?」ぐらいのことは言うに違いない。
忙殺されそうな毎日を送っている彼とは今年になってからまだ一度も会っていないが、
先日久しぶりにメールをしたら、「何度かくじけそうになったが、なんとかやっているよ」
というたくましい返事が返ってきた。彼はカウボーイだ。ボクは……どうだろうか……?

月末に、久々に呑むことになっている。



[ 渋谷 シネマライズ にて公開中 ]
新宿武蔵野館シネ・リーブル池袋 にて3月25日(土)より拡大公開 ]

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コメント(22件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんわ!『カリスマ映画論』管理人の睦月です。『うつせみ』へのTB&コメントありがとうございました!この作品、ホントに傑作だと私も思います。あんまり上手い言葉は出てきませんが、いまだに心に染みついて、思い出すだけで涙が出そうになります。
睦月
2006/03/14 20:43
栗本さん、はじめまして。
「BBM]に魅了されている者です。拙ブログ(やっぱりゲイ術が好き?)にTBもさせていただきました、どうぞよろしくお願いします。
栗本さんは親友さんとのエピソードを絡めて「BBM」を語ってくださいましたが、とても読み応えがありました。しがらみ、世間体、普通の男性の「こればっかりはさぁ、しょうがないんだよ」のぼやき。
「BBM」が全国公開され、非ゲイ男性の素直な感想をあちこちで読むことができて嬉しいです。
びあんこ
2006/03/21 17:41
こんにちは。初めまして。
非常に興味深いレビュー、楽しく拝読しました。
この映画、描かれているものがものすごく多くて深くてなかなか言葉にしにくいのですが、これからもう一度みて、もっと自分なりに消化したい!という気持ちになる作品です。
それって「もっと男心をわかってみたい」という欲求に通じるものなのかもしれません。
ぐり
2006/03/22 21:46
予告をチラリと見た時から、どうしても観たい!
そう思い、待っていた映画です。
私が宝のように思っている「モーリス」という英国映画が
あります。ぜひ視点の違いを味わいたく思うし、人と人が
素っ裸で求め合う(価値観という衣を可能な限り捨て)
ことの無防備な純粋さを久しぶりに観られるかな・・と
期待しているからです。

男友だちも深い感銘を受けていました。
鑑賞後にまたお邪魔します。
近所のシネコン、今週末からなんです。
body&soulIV
2006/03/23 16:25
>ぐり さん

はじめまして。コメントありがとうございました。本当に、
この映画には込められているものが多いような気がします。
“同性愛映画”や“恋愛映画”と
括って終わるにはあまりにももったいない傑作です。
そして、この映画には
“女の生き方”もキチンと描かれていたように思います。
女性描写抜きにしては成立しない物語だと思いますから・・・。
栗本 東樹
2006/03/23 20:56
>body&soulIVさん

おはようございまーす。
『モーリス』 ってのは観たことありませんが、
サマンサ・モートンが出てる映画・・・でしたっけ?
確かに、この映画の繊細さはアメリカ映画には珍しいと思います。
(監督は台湾の人なのでそれも当然ですが)

また(女性ならではの)違った視点が聞けそうで楽しみですね。
お待ちしてまーす。
栗本 東樹
2006/03/23 21:02
はじめまして。「悠雅的生活」の悠雅と言います。
この作品を観て、何にこんなに心を揺すぶられ続けているのか、
よくわからないまま、あちこちにお邪魔しては読ませていただいて、
一言お喋りさせていただいています。

何と、冷静で丁寧な感想、解説なのでしょう。
作品そのものの余韻が一向に抜けないままですが、栗本さんの記事にも更に感動です。
きっと、何度観ても、どんな立場で観ても、新しい発見や感動がある、
上質で揺ぎ無い傑作に出逢ったと思います。
まだ、感じたことが巧く言葉にならない状態でお恥ずかしいですが、
TBさせていただきました。
悠雅
2006/03/24 22:09
どうもはじめまして。
この映画が「男」というものについて語っているという
その核心がわかるのは、やはり「男たち」なのだと思います。
だからこそ「ホモ映画でしょ」っていう先入観で
この映画を観に行かない人がいるとしたら
とても残念だし、大きな損をするでしょうね。

僕は「ゲイ」だとブログ上では言ってますし、
ブログを書いているときや
ゲイのパートナーと一緒にいる時には「ゲイ」なのですが、
一般社会の中で生きている90%以上の時間は、
「男」として生きています。
(日本のゲイのほとんどは、そうです。)
僕がこの映画を
「まぎれもなく同性愛を誠実に描いている」と
評価して主張しているのは、
「男」としての自分だけではなく
「ゲイ」としての自分が感じていることも
かなり納得の行く形で描かれた
「はじめての映画」だと感じたからです。

従来の「ゲイを描いた映画」には達成できなかったものを
この映画は達成しています。
「ゲイ」とは、成り行きでいつの間にかなるものだからです。
akaboshi
URL
2006/03/25 21:00
(↓つづき)
「男」「女」に生まれることが
本人の意志では選び取れないのと同じように
「ゲイ」もいつの間にか「なるもの」だと
僕は認識しています。
わけのわからないままに男を好きになり、
気が付いたら自分が「ゲイ」と呼ばれるものに
なっていたらしい・・・。そんな感じです。
この映画は、そんな感覚を非常にうまく自然に
表現できているし、だからリアルに感じられました。
そこを僕は重視して行こうと思っています。

「そうだよ。俺がタチ(男役)、
彼がネコ(女役)。それが何か?」
ぐらいのことは言うに違いない。

↑上の文章で書かれているこの部分ですが、
ギャグとして「笑ってもらう」ことを想定して
言うのならば可能かもしれませんが、
自分を「ゲイ」だと認識している者にとっては
なかなか言えない言葉だと感じます。
むしろ「男」だからあっけらかんと言える言葉。

情けないことなのですが、それだけ僕は
敏感に、脅えながら生きているんだなぁと
気付かされました。・・・僕には言えない。
akaboshi
URL
2006/03/25 21:02
こちらのアドレスを当Blogからリンクさせていただきました。問題があれば外します。
トラックバックがうまくいかないようなのでこちらからお知らせさせていただきます。
よろしくです。
ぐり
URL
2006/03/26 00:27
>akaboshiさん
わざわざコメント返しありがとうございました。

自分はゲイではないので、
その立場から物を書くことも何かを主張することもできませんが、
(↑あなたが取り上げたボクの言葉も、
 もちろん自分が“ゲイではないから”言った言葉です)
アン・リーが“同性愛を誠実に描いた”のは誰の目にも明らかです。
そして、ゲイの方をして
そこまで言わしめるほど同性愛を誠実に描いたからこそ、
今作は、誰の胸にも届く普遍的な物語になったのだと思うし、
それこそが、
アン・リーがこの映画を撮った狙いだと自分は確信しています。

興味深いコメント、本当にどうもありがとうございました。
栗本 東樹
2006/03/26 07:25
お返事ありがとうございました。
この映画が日本で上映されたことで、
栗本さんとこのようなやりとりが出来たことが、
すごく嬉しかったです。僕はちょっと
過敏すぎる性格なので、無礼がありましたらお許しください。

この映画は、老若男女問わずゲイもストレートも関係なく
心情的に関わりを持てる「大きな」映画だと思いますが、
栗本さんの感想を読んで思ったのですが
特に「男性が先入観を抜きにして」観たときに、
きっと多くのものを得られる映画なんですよね。

日本の配給会社のPR方法を見ていると
主に女性をターゲットの中心にして
キャンペーンをしているようなので
「映画ファン」以外の男性はなかなか
映画館に足を運ばないのではないかと感じています。
(もともとゲイにフレンドリーなのは女性が多いです。
僕のブログに親しんでくださる人も、LGBTの人たちか
女性が大半。男性はなかなか現われません。笑)
なんとかしてぜひ男性こそ!と強く思いました。
どうもありがとうございました。
akaboshi
URL
2006/03/26 14:33
週明けまで待ちきれず、行ってきました。
最近の「泣いてください、感動してちょうだい!」
と言う、愛の物語ではけっして踏み込めない世界を
深く、静かに訪問してきた思いです。
こんな時間のコメント・・初めてだわね。(微笑)
body&soulIV
2006/03/27 01:09
レビュー読ませていただきました。
映画の感想の前のくだりで共感できるところいろいろありました。
またお邪魔させていただきます。
ではでは。
まさし
2006/04/09 01:24
トラバさせて頂きました。
リアルタイムでゲイ疑惑をかけられたりしてると、どうしてもバイアスがかかってしまいます。
その他いろんな観客側のバイアスをまったく無視したという点でアカデミー賞の結果には心から納得しています。
わてが丁稚の定吉だす
URL
2006/04/19 01:19
はじめまして。びあんこさんのサイトから飛んできました。
「ブロークバックマウンテン」を見てから、あっちこっちのサイトを巡って、いろなヒトの感想を伺っています。
いろんなことろで、いろんなレビューを読みましたが、ここの記事が最も共感できました。
素晴らしいレビューで、映画の事もありますが、それ以上に、淡々とした文章の中に静かな情熱を、ひどく感じ、読みながら感極まってしまうところでした。
素晴らしいレビューを読ませていただきありがとうございました。

xiumei
URL
2006/04/22 10:13
>xiumeiさん

こちらこそはじめまして。
TB、そしてもったいないようなコメント、
本当にどうもありがとうございました。
一度そちらへうかがってコメントしたのですが、
エラーが出て無理だったようなのでこちらにて失礼します。

イニスの娘さんに対する最後の言葉は、
「お前は、俺みたいになるなよ」という、
すべてを明かせない彼なりのメッセージだったんでしょうね。
あまりいい父親ではなかったハズなのに、
あんなにいい娘さんを持って、それだけでも彼は、
幸せなんじゃないかとも思いました。子は親を知るですね。

それにしてもこの映画、たいそう女性に人気で驚いています。
人気のない劇場で観てこそ最適の映画かもしれませんね(笑)。
栗本 東樹
2006/04/22 20:30
わー、この評、すごくいい!はじめまして、びあんこさんのサイトからきました。
すごくいいですね、これ。座布団10枚です!
チュチュ姫
URL
2006/05/05 02:06
TBありがとう。
「クラッシュ」は僕は評価しているので、まあ、作品賞のことは別として、このblogはとてもいいと思いますね。友人との関係もわかるところあります。「やもめ」大変かもしれませんが、アン・リー監督もこの映画からこういう展開をしてもらって、喜んでいるんじゃないかしらね。
kimion20002000
2006/12/13 02:36
こんばんは。また来てしまった。
ドンドン栗さまのところにはTBが溜まっていく一方です♪
実は今日、『武士の一分』を見る予定だし、あー本当にいっぱいカブって嬉しい悲鳴です。
しかし、ここまでたくさんコメントがあったんですね、ここ。
栗さまの普段の顔すら忍ばれるような、そんなこの記事でした。多くの人の心を惹きつけた結果なんでしょうね。
私実は、最近、栗さまのとこが一番好きです。
今日は、『麦の穂〜』を見た方がいい、と別の方に言われまして、栗さまは何て言ってたかな?と思って見に来たら、ここにkimion2000x2さんが来ていて(この方もとっても素晴らしい評を書く方です)、それで偶然ここに来ました。
どの記事を読んでもすっごく面白いんだけどね、栗さまは。
でも、みんな驚いているな。フッフーンだ☆
とらねこ
2006/12/13 04:19
>kimion20002000さん

コメント返し、ありがとうございました。
そうですかね、アン・リー、よろこんでくれますかね(笑)。
作品賞云々は、蛇足でした。
栗本 東樹
2006/12/14 19:59
>とらねこさん

こんばんは。いつでも来てくださいよ!
ジャンジャンTB溜めていってくださいね、
楽しみに待っとりますので♪(他力本願)

オイラのブログにしては、
アクセス、TB、コメント、妙に多いですよね。
なんかブログって不思議だなぁと思います。
(mixiはもっと不思議)
しかしそんなに惹き付けるようなことを書いたのだろうか?
記事中でネタにした友だちには、
「勝手なことを書くな!」とたしなめられたんだけど(笑)。

kimion20002000さんの文章は詩的ですよね。
コメントのアッサリ感がまた粋で(爆)。
とらねこさんのコメントはいつも楽しみなので(他力本願)、
面白がってもらえて光栄に感じてますよ! 冥利に尽きます♪
栗本 東樹
2006/12/14 20:14