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日本のプロ野球選手が、 海を渡りメジャーリーグで活躍するなど、 今ではまるで当たり前みたいにさえなっているけれど、 ほんの数年前までは、よもやメジャーのマウンドで、 イチローと松坂が対決するなど誰も想像してなかったんだから、 やっぱりソレって凄いことだ……。だけど、今は野球だけじゃなく映画でも、 渡辺謙などは今やハリウッドが充分認める日本の国際派俳優だし、 彼の影に隠れてしまった感もあるけれど真田広之にしたって、 同様に当然の如くハリウッド映画に出演しまくっているワケで、 女優方面でも菊池凛子の飛躍は相当記憶に新しく本当にもう、 日本人がアメリカで活躍するなど何も不思議じゃない時代だ―。 そんな中(強引)、 アメリカで活躍している女優(霊)と言えば忘れてはならないのが、そう、伽椰子。 近年、ハリウッドで名を知られた日本の女性と言えばそれは凛子より伽椰子だし、 レッドカーペットの上だっていつものように四つん這いで歩いたんだから今や彼女は、 日本を代表するそれこそメジャーリーグへ殴り込みレベルの国際派の女幽霊だ(多分)。 そんなワケで、 “Jホラー”の寵児、清水崇監督ハリウッド進出第2弾 『呪怨 パンデミック』 は、 そんな今やメジャーリーガー級の国際派幽霊と相なった伽椰子とその愛息・俊雄が、 イチローや松坂よろしく(?)アメリカでも大暴れするという内容の新作ホラー。でもなぁ・・・。 東京でインターナショナル・スクールに通うアリソン(アリエル・ケベル)は、 友人2人に誘われて日本で最も有名な幽霊の出る家を訪れる。 ヴァネッサ(テレサ・パルマー)とミユキ(宇野実彩子)は、 アリソンを怖がらせようと彼女を二階の押入れに閉じ込めるが、 軽い悪フザケのつもりが突然、本当に戸が開かなくなってしまい……。 確かに、前作 『THE JUON/呪怨』 は面白かったとは言え、 単に日本版をキャストを変えてリメイクしただけの内容だったし、 それ(制約)に対する反発があったのか今回は設定を大きく広げて、 日本とアメリカ、それぞれの地で起こる怪異現象をつなげるという発想も、 それはそれでホラー的な内容としては面白くて決して悪いというワケではない。 だけど、やっぱり話をグローバルにしすぎたことで、 これまで見られた凝縮感のあるストレートなシリーズの面白さや、 伽椰子や俊雄というキャラの魅力が拡散、半減してしまった印象は否めないし、 話に凝ったことで生まれる説明臭さがコチラの感情移入をジャマしているのもまた確か。 なにより、どれだけこのテのホラー映画、しかも“パート2”の常とは言え、 伽椰子の母親(俊雄の祖母)が出てくるというありきたりな展開には正直ガッカリで、 その母親が山奥に棲むシャーマン紛いの老婆(でも英語はバイリンガル級)ってのもナンダカ。 このテに限ったことじゃないけれど、たとえば最近だと、 『テキサス・チェーンソー:ビギニング』 とか、『ソウ3』 とか、『ハンニバル・ライジング』 とか、 とにかく、いわゆる“化け物”の誕生の秘密的な話がボクは個人的には嫌いなのだ。 化け物は、ただひたすら正体不明の化け物であればそれで充分。説明不要。 それに、これもやっぱり日本の幽霊が何も海を渡ってしまうというのもなんか切なく、 いわゆる怨念というのはまつわる場所に強く残ると言われるモンなのに、 これではその基本コンセプトから大きく外れているのは明らかでそれも苦しいし、 ソモソモ今回の伽椰子と俊雄はこれまでに比して確実に出番が少ないような気がする。 伽椰子と俊雄は、あのままアメリカに移住してしまうのだろうか…? それは、松井やイチローや松阪のメジャーでの活躍をよろこびながらも、反面、 彼らが日本にいないことに一抹の寂しさを覚えるその感じによく似ている(ワケはない)。 やっぱり日本の幽霊は、日本人相手だけに暴れるべきなんじゃないかという気がするけども? んなワケで、オーイ伽椰子と俊雄! 今度はソッチから井川と一緒に早く日本に帰って来ーい。 [ 新宿東亜興行チェーン ほかにて公開中 ] |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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幽霊の正体みたり、枯れ尾花・・ |
body&soulIV 2007/08/22 08:28 |
>レッドカーペットのヤモリ歩き、見たい! |
栗本 東樹 2007/08/22 21:40 |
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