| タイトル |
日 時 |
人生、死ぬまで猫猫!犬犬! 『ヤング@ハート』&『ウォー・ダンス 響け僕らの鼓動』!
まだまだ若輩とは言え、36歳にもなれば日々の暮らしの中で体力の衰えを感じることは多く、
すぐ疲れるとか1階から2階さえ上るのがイヤとか勃ちが悪いとかそりゃイロイロあるんだけど、
やっぱり昔に較べて俺、体力落ちたよなぁ・・・としみじみ感じるのは、そう、ライヴへ行った時。
まだまだ20代、いや30歳くらいまではどんなに暴れたってバテることなどなかったハズなのに、
最近はとくにライヴハウスの場合なんかだと大好きな曲でも途中で急に息切れし始めたりして、
俺は今、いったいなんのエクササイズを...
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2008/11/15 07:00 |
8冊で840円が2本で3600円は高くない? 『レッドクリフ Part1』
ソモソモ人生、小さい頃から、見切り発車をしすぎるかだいたいは後手に廻って後悔するか、
小学生より一貫して夏休みとかの宿題を期間中にし終えたなんてタメシは一度たりとてなく、
期間最終日に、「まったくアンタって子は!」とお袋にケツを叩かれながら手伝ってもらったり、
または学期明けの教室で、奥飛騨に夏の終わりを告げる夕陽を浴びながら居残りしたりなど、
とにかく“前もって”、“早目に”というのが苦手で36年、ずっと帳尻合わせの人生を送ってきた。
で、今回ジョン・ウー待望のそして話題沸騰の最...
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2008/11/13 00:30 |
デ・パルマを問え! イラク戦争版 『カジュアリティーズ』 『リダクテッド 真実の価値』
映像の力―。人間、目にした情報に思考を押し流されてしまうのはある程度詮ないことだし、
とくに情報が溢れすぎのこんな時代じゃそれを頭の中で一旦精査する能力も著しく低下して、
だから、インパクトのある映像をそのまま真実と鵜呑みにしてしまう人が多いのも仕方ない話。
たとえば先日の、“金髪豚野郎”発言ですっかりイメージが偏った泰葉の記者会見にしたって、
TVはコゾってネタを面白オカしく取り上げて見ているコチラはそりゃ面白いのかもしれないけど、
いくら芸能人といったってあれじゃ尊厳も何もあっ...
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2008/11/01 01:30 |
巨匠VS新鋭! 傑作犯罪映画対決二本立! 『その土曜日、7時58分』VS『ワイルド・バレット』
犯罪映画―。映画館でも散々警告CMが流れているように、劇場内での違法撮影など、
いわゆる映画を脅かす犯罪は断じて許すまじなんだけど、しかし犯罪映画という響きに、
どうにも抗し難いいかがわしい魅力や匂いを感じてしまうのは、映画好きなら誰とて同じ。
自分が罪を犯すことなんて想像もできなければ、犯罪に憧れているというワケでもないし、
だからと言って犯罪映画を観て「犯罪はダメ!」と生マジメに思うワケでもないんだけれど、
ただ犯罪映画にはどうしようもない人間臭さ、人間の救い難い愚かさ、生きる...
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2008/10/18 00:30 |
喩えるなら、暇を持て余した○○の遊び… 『落下の王国』
観賞後に、自分が海外で感動した遺跡だとか景観の数々を想い出してみたんだけど、
それがいわゆる“世界遺産”であるか否かはこの際どーでもいいとして(わからないし)、
今、パッと想い出す限りでよかったのは、イスタンブールのスルタン=アフメットだとか、
アンコール・ワット、ボロブドゥールと並び世界三大仏教遺跡であるミャンマーのバガン、
イランのイスファハンにあるメイダーネ・シャー(イマーム広場)や、地味ぃ〜なところだと、
インダス文明の都市遺跡である、パキスタンのモヘンジョ=ダロなんかにも...
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2008/09/13 01:00 |
雨の井の頭線、想い出めぐりの久我山の夜… 『レディ アサシン』
吉祥寺まで出かけるなら中野からJRなんだけど、仕事終わりだったから京王線に乗り、
明大前で井の頭線へ乗り換えた。明大前から吉祥寺方面の電車に乗るのは実に久方。
今からもう10年近く前、ボクは1年間だけ(厳密には10ヵ月半)久我山で暮らしていたので、
まぁ暮らしていたと言っても駅前のパチンコ屋で住み込みで働いていたって話なんだけど、
とにかくボクにとっては忘れられない1年だったし懐かしくなって久我山で降りることにした。
暮らしていた頃は呑みに出かけると言えばやっぱり吉祥寺で、だからバ...
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2008/08/12 01:00 |
『マーキュリーマン』+α CGなんかいらねえぜ! 俺たちゃ手づくり特撮さ!
気ぐるみ!ミニチュア!ピアノ線! という具合にどれだけCGが発達しても、
やっぱり特撮ヒーロー物と言えば自分がガキの頃に夢中になって見ていた、
ウルトラマンや仮面ライダーを超えるような存在など今さらありうるハズもなく、
ウルトラマンの“背中のチャック”とかショッカー怪人や戦闘員の安っぽい黒タイツ、
はたまたスタジオに張られたプール(湖)で怪獣星人とザブザブ戦うウルトラマンや、
バックの星空の書き割りに淡く“影”を映しながらピアノ線で運ばれる宇宙船にこそ、
これゾ特撮!というカタル...
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2008/07/03 01:00 |
シンチー(46)の父親願望!?に36歳も涙、涙… 『ミラクル7号』
チャウ・シンチーの最新作 『ミラクル7号』 を観たからかどうかはわからないが、
昨日、なぜか結婚さえしていないのに別れた息子へ逢いに行くという夢を見た。
果たして自分と女房(!?)の間にできた子供なのか? そう思ったのは、その子が、
これまたなぜか外人だったからなんだけど、とにかくボクは彼と離れ離れになり、
しかし逢いたくてたまらず…とそこで場面がまたまたなぜだか行ったこともない、
フランスの空港のロビーへと切り換わって、そこでボクは、帽子を目深にカブり、
向こうのテーブルで新し...
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2008/07/01 01:00 |
強烈! ベティ・ブルーの大残酷! 『屋敷女』
先日も、汗を拭いつつアテネ・フランセまで「ファスビンダー」を観に行ってきた。
『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』(’71/72)を観るのは今回で二度目なんだけど、
やっぱり観終わった後にはドッと疲労感が押し寄せるイヤ〜な傑作だった……。
ただでさえ、舞台を窮屈な室内に限定し、女性ばっかりという少人数のキャストで、
登場人物をイチイチ狭い厳格なフレームに押し込め、そして語られる内容と言えば、
1人の性格悪い服飾デザイナーの女を中心に愛に関する抑圧や依存について……。
気の滅入るよう...
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2008/06/26 00:30 |
画面が揺れてもゾンビ映画なら大丈夫? 快作! 『REC/レック』!
六本木と言えばその昔、「シネ・ヴィヴァン六本木」という単館劇場があったけど、
もうひとつ「俳優座トーキーナイト(俳優座シネマ)」っていつの間に消えたのかな?
要は俳優座劇場が長年にわたり夜だけ別にレイトショー専門館としてやっていて、
名古屋で言えば「名演小劇場」がそれに近かったけど(今はフツーに映画館だね)、
名古屋にいた頃、その「俳優座トーキーナイト」というパッと聞きアングラな名称に、
とにかくボクはなんとも言えずいかがわしい濃厚な見世物小屋的魅力を感じ取って、
またそこでかか...
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2008/06/21 00:30 |
キミは、何かのために戦っているか? 大傑作を、観て、己に問え! 『ランボー 最後の戦場』!
未曾有のサイクロン被害への国際支援に対してミャンマー軍事政権が、
急に態度を(やや)軟化させたのはきっとランボーの強さにビビッたからだ!
自分らの国の国民があんなに苦しんでいても政権の保持以外は頭にない、
あんなロクデナシのバカ政権は、何をどう考えたって“悪”でしかないんだし、
今回のサイクロン被害をキッカケに(それがどーキッカケになるかはともかく)、
軍事政権が崩壊することをボクは一ミャンマー・ファンとして心より切望する。
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2008/05/29 01:00 |
マンデラはいい人だったから!(字余り) 『マンデラの名もなき看守』
正直、“ネルソン・マンデラ”については大まかな知識ほどもなく、
当然、南アフリカ初の黒人大統領ということを知っているぐらいで、
学校で歴史を習い始め世界事情に少しは関心を持つようになった、
中学の頃は“アパルトヘイト”と“ペレストロイカ”をよく間違えていた記憶があるんだけど、
とにかく映画に描かれるネルソン・マンデラの人となりを見ていて感じたことは、世界中、
偉大な指導者と言われる人物はやはりどこか共通しているモノなんだな、ということ―。
ボクはなんとなく、マンデラにチベットの偉...
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2008/05/20 06:00 |
自分に子供がいれば一緒に観たいトラウマB級ホラー! 『ミスト』
子供の頃にTVで見た、映画や特撮ヒーロー物の中の映像が、
トラウマとして今も残ってるなんて話は誰にもあると思うんだけど、
ボクが今、小さい頃を振り返ってパッと思い浮かぶそのテと言えば、
調べればすぐにわかると思うけど人間がアメーバに襲われる映画で、
(スティーブ・マックィーンが出てる 『人喰いアメーバの恐怖』 じゃないよ)
とにかく真っ赤なアメーバに人が呑み込まれてゆく映像が怖くて仕方なく、
またそのアメーバがどんな隙間からでも侵入してくるという物体だったので、
それをTVで見...
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2008/05/13 01:00 |
靖国神社でダンス甲子園!? マズは一見! 『靖国 YASUKUNI』
何はともあれ、“結果オーライ”とはまさにこのこと。メディアを賑わせた、
一連の上映中止騒動である意味GW最大の話題作となった感さえある、
日本=中国合作ドキュメンタリー映画、その名も 『靖国 YASUKUNI』―。
案の定、映画そのものより映画を取り巻く周囲のモロモロばかりが勝手に一人歩きして、
やれ表現の自由の弾圧だなんだと識者らの意見がこれでもかとメディア上に溢れたけど、
そうした議論に関してはもはや意見が出尽した感もあるのでここじゃこの際置いとくとして、
なによりボクが日々...
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2008/05/06 01:30 |
憂愁の大河ロマン、チンギス・ハーン:ビギニング! 『モンゴル』
♪ジン、ジン、ジンギスカ〜ン♪などと至ってノー天気に、
ウラ若い娘さんたちが腰を振りながら踊っているのを見ると、
日本はこれでいいのか!?とオジさんは不安で仕方ないんだが、
しかし思えば“チンギス・ハーン”という歴史上の伝説的人物の名を初めて知ったのは、
もちろん歌でもなければ、親父が昔、よくジンギスカンを酒の肴にしていたからでもなく、
「仮面ライダー]」に“ジンギスカン コンドル”という名の怪人が出ていたことがキッカケ。
仮面ライダーの怪人と言えば、だいたい動物や昆虫と人間の合...
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2008/04/12 01:00 |
コマネチ、ドラキュラとチャウシェスク 『4ヶ月、3週と2日』
コマネチ! コマネチコマネチコマネチ! というぐらいに、
ルーマニアと聞いてやはり思い浮かべるのはせいぜい、
“白い妖精”コマネチとほかはドラキュラくらいなんだけど、
(とは言えたけしの「コマネチ!」が流行っていたその当時は、
なんのことかまったくよく知らないままマネしてたんだけど…)
しかし、そこはあのコマネチが生まれ育った国というだけあって、
ルーマニアの女性は、本当にキレイだという話をどこかで聞いた。
民族的には全然ルーツが違うけど、隣国ブルガリアに行った時も、
相当...
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2008/03/04 08:00 |
誰かのマネして自分〈オリジナル〉を探す 『ミスター・ロンリー』
モノマネ。いわゆる、形態模写ばかりじゃなし、
言ってみればこうした文章だって要はモノマネだ。
映画の文章など何を書いても所詮誰かの焼き直し、
けっきょく映画についての誰かの文章、たとえばボクの場合なら、
昔から信頼している映画評論家だとか大槻ケンヂの文体を勝手に、
“継承”した気で影響丸出しの文章を書きそれで悦に入っているだけ。
実際、ブログを始めた頃はどーしたら自分の好きな評論家やオーケンと、
同じような文章が書けるのかと感想そのものよりそっちの方が重要だった。
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2008/02/11 20:30 |
スパイのセックスを笑うな!? 『ラスト、コーション』
世の中がどんどん過激になっているということなのか?
映画における表現も、どんどんと過激になってゆく一方。
そりゃもう、この先どれだけ映画が創られ続けたところで、
過去の複製であったり模倣であったり影響丸出しであったり、
要はまったくオリジナルの映画などまず創りえないワケだから、
けっきょく描写を過激にして差を図るぐらいしかないのだろうけど、
それにしたってたとえばここ最近のホラー映画なんて、それこそデキはともかく、
残酷度は70、80年代のホラーがまるで牧歌的に思えるほど強烈だ...
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2008/02/09 08:30 |
1枚の絵から“物語”を読み取る楽しさ 『レンブラントの夜警』
アレクサンドル・ソクーロフの 『マザー、サン』 を観たという、
名古屋の映画館とは名駅西にあるシネマスコーレのことで、
映画監督・若松孝二がプロデュースしたキャパ51の小劇場。
( 『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程〈みち〉』 が公開中)
大学時代から、チョット小金を持てたサラリーマン時代はとくに、
邦画やアジア映画を中心としてここで多くの映画を観たんだけど、
劇場入ると、右奥に男性用トイレがあり、その室内に、今もあるのだろうか?
なんともメルヘンチックな1枚の絵が飾ってあっ...
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2008/01/22 07:30 |
哀愁のイラクに雪が降るのだ… 『勇者たちの戦場』
けっきょくこれが絶好の機会であったにもかかわらず、
ボクを含めた日本国民約1億3千万人の誰1人としてが、
“テロとの戦い”とは何なのかついて少しも考えないまま、
先の臨時国会での衆議院再可決で「新テロ対策特措法」が成立。
インド洋における米英艦船等への給油活動が再開される運びとなった―。
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2008/01/14 19:00 |
これぞオリヴェイラ流「色即是空 空即是色」!? 『夜顔』
所詮、ボクなんゾは至ってノーマルな人間なので、
これといって特別な性的嗜好は持ち合わせておらず、
スケベする時に若干“口数が増える”レベルなんだけど、
強いて言えば夏、ノースリーヴ系を着た女性の腕を下ろしている状態における、
その腕と肩の接合部分に発生する“シワ”が好きってこの説明でわかるだろうか?
とにかくボクはそれだけ見ていればゴハンが軽く3杯は食べられるくらいそこが好き。
まァ至ってノーマルとは言いながら、実は立派な変態なのかもしれない・・・。
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2007/12/22 06:30 |
韓国大統領選挙の結果と併せて観る! 『ユゴ 大統領有故』
“韓流ブーム”など今や石器時代くらい遠い昔の話。
だけど韓国映画自体は邦画よりずっとレベルが上だから、
ひとつのジャンルとして日本のスクリーンに定着した感はある。
その反面で韓国映画というだけですぐに韓流という言葉と結び付けられ、
「どーせババァが観る映画だろ」と敬遠されてしまうのがいわゆるブームの功罪だ。
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2007/12/20 01:00 |
あの胸に…じゃなく、あの右手でもういちど 『やわらかい手』
マリアンヌ・フェイスフル、というと一般には、
ミック・ジャガーのかつての恋人として有名だけど、
映画好きとすればやはり、まだあどけなさの薫る童顔と、
もう一度ならず二度でも三度でも何度でも飛び込みたくなるような、
見事な美巨乳とのアンバランスな魅力をレザーのツナギに颯爽と包んで、
さすがの伊達男アラン・ドロンも全然影が薄かったというミューズ映画の金字塔、
『あの胸にもういちど』(’67)のマリアンヌ・フェイスフル!
この映画の彼女こそ峰不二子のモデルと言われてるんだから、
そ...
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2007/12/15 01:00 |
世界には、祈りなど届かない場所がある 『マイティ・ハート/愛と絆』
映画を観ていてマズなにより感じたのは、
やっぱりパキスタンの街の名前はカッコいいな〜!と。
イスラマバード、ラワールピンディー、ペシャワール、ラホールetc.。
物語の主要な舞台でありパキスタンの空の玄関口である、
南部最大の都市カラチへはけっきょく行かなかったんだけど、
“9.11テロ”の前年、2000年のあの地域が最も暑い暑期の頃、
ボクはインドのアムリトサルからパキのラホールへとつながるルートで入国し、
約1ヵ月ぐらいかけて北部山岳地帯を周遊、その後、南へ下り、次の国イラ...
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2007/11/27 21:00 |
『ラ・ヴァレ』&『モア』 with マヂックマッシュルーム
兄貴と歳が離れている影響か、
ワリに年上の人とウマの合うことが多く、
ツルむ場合も年上が多かったりするんだけれど、
逆に年下は、となると今度は極端に年齢が下がって、
10コ年下、25歳という、オジンには貴重な友人が2人いる。
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2007/11/15 09:00 |
映画と音楽と失恋とブログ 『once ダブリンの街角で』
昔から、メシ喰ったりウ○コしたりだの、
それと同じ感覚で映画を観続けているので、
自身の恋愛経験に併せて思い浮かぶ映画って、
実はあんまりなかったりするんだけど(まったくないワケじゃないが)、
逆に音楽に関しては、アレコレと聴かないし聴く音楽も偏っている分、
聴いた途端恋していた時の顛末とそれにまつわる風景を思い浮かべ、
我知らず胸が詰まったり、あまつさえ目頭が熱くなってしまったりという曲が何曲かある……。
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2007/11/06 06:00 |
開幕!? 難病国際映画祭! 『レター 僕を忘れないで』
ネットやケータイ・メールの普及によって、今や、
通信手段として過去の遺物と化しつつある“手紙”。
しかし、無機質で即物的な印象の電子メールとは言え、
特定の誰かに向け文章を考えるという難しさに関してはいずれも同じで、
とくに相手が意中の女性なんかの場合、その難しさは倍増したりする。
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2007/10/23 02:00 |
これぞタイ式グラインドハウス!? 『ロケットマン!』
2007年の個人的なキーワードと言えば、
それはやっぱりこの言葉、“グラインドハウス”。
だけど、ボクが言うグラインドハウスが意味するのは、
タラとロドリゲスの2本立が最高に面白かったというそれ以上に、
人間、こと人生の立ち位置を示す一つの象徴としての引用的な意味合い。
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2007/10/16 08:30 |
無私の出逢いが生んだ奇蹟のような74分! 『ミリキタニの猫』
よく耳にする人がボヤくセリフの中に、
「出逢いがない」なんていうのがあるけれど、
そんな風に感じる人などいないのかもしれないが、
何かソレ、周りの人に対して失礼な言葉であるような気がして、
ボクは極力口に出さないようにしている。まぁそこで言う「出逢いがない」は、
たいがい彼氏・彼女がいない時の軽い言い訳に使うセリフだと思うので、
別に難しく突き詰めて考える必要などこれっぽっちもないワケだけど、
しかし、よほど象牙の塔にこもって一生でも終えない限り、
世の中「出逢いがない」なん...
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2007/09/22 09:00 |
ソツなく楽しい日曜洋画劇場的快作! 『ラッシュアワー3』
思えば 『ラッシュアワー』 の1作目を観たのは、
かれこれ早、10年前の話で観たのはバンコクだった。
タイの劇場じゃ上映前、スクリーンに国王の姿が映るので、
ほかの観客といっしょになって全員起立、国歌を聴いて着席、
そんな国王賛歌なひと幕はタイの街角じゃよく見かける光景だ。
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2007/09/04 01:00 |
ただの酔いどれにもなれない… 『酔いどれ詩人になるまえに』
親父がアル中だったので、子供の頃は、
酒なんか“百毒の長”だと毛嫌いしていたし、
大学で酒を覚えてからも20代中頃ぐらいまでは、
そんなに酒の席というのが積極的には好きじゃなく、
今振り返ると、ボクは20代前半にサラリーマンだった時、
会社の人に呑みに誘われてもケッコウ断ることが多かった。
酒を呑むのを純粋に「楽しい」と思えるようになったキッカケは、やっぱり旅。
毎晩毎晩、旅の空で嗜む酒は、それはそれはベラ棒に旨かった―。
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2007/08/24 21:30 |
映像は美味しいけど、物語は・・・? 『レミーのおいしいレストラン』
動物と会話がしたい……。
動物をネタにした映画なんてほとんど嫌いだと、
常日頃思っているボクでも、そんなケナ気な願望を持ってたりする。
で、今いちばん会話がしたいと思っている身近な動物が、
ボクが棲んでる貧乏長屋をはじめに、近隣一帯を巡回しているノラ猫の親仔。
白と黒のブチの母猫に、黒の仔猫が2匹。猫ってのは母子家庭が多いのかな?
ブチもチョット前まで仔猫だと思っていたらいつの間にか立派な母猫になっていて、
そのまた親猫から知っているボクとしても非常に感慨深いものがあるんだけど...
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2007/08/07 00:00 |
昔、「Age,35」というドラマがあった… 『リトル・チルドレン』
先月で35歳になってしまった。
四捨五入すりゃ・・・余裕で40歳である。
橋本真也が死んだのは40歳。坂井泉水も40歳。
人生、あまりにムダにしすぎのような気がしてきた(いや、している)。
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2007/08/03 23:00 |
株も映画もベトナムが買い!? 『モン族の少女 パオの物語』
最近ではよく知らないが“株”で注目され、
女性を中心に旅行先として根強い人気を誇る、
インドシナ半島東岸に位置する細長い国ベトナム。
“ベトナム”とはコテコテの日本語読みだけど、
これが英語読みの“ヴィエトゥナム”(かな〜?)だと非常に言い難く、
その昔、旅先で知り合ったアメリカ人に何度も発音のダメ出しをされた記憶があるけれど、
とにかく、ずいぶん前にたった1週間ほどだったけどボクもベトナムへは行ったことがある。
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2007/08/01 00:30 |
『街のあかり』 が、とてもキレイねヘルシンキ♪(字余り)
旅の最終地、ヘルシンキでの宿は、
市街地よりやや離れたユースホステルで、
確かスタジアムを流用した建物だった気がする。
東欧を廻っている時にユース探しで散々苦労したので、
エストニアのタリンでベッドを確保してからヘルシンキに渡った。
タリンからヘルシンキまではフェリーで3時間ほど。ただ乗るだけの船。
渡ったのが夜だったので、しだいに遠ざかってゆくタリンの街のあかりが、
あまりに切なくゴール目前なのにメチャクチャにセンチだったのを想い出す。
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2007/07/14 23:30 |
残酷お笑いウルトラ人間性ゲーム!? 『レベル・サーティーン』
早、遠い昔の話だけど、
先月に日本じゅうを駆け巡った、
サッカーくじ、「BIG」当たれば1人6億。
それこそサッカーのサの字も知らない猫に杓子に、
じぃさんばぁさんまでもが踊りに踊らされてすごい騒ぎだった。
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2007/06/16 16:30 |
ギドク、漢江の怪物 『鰐 〜ワニ〜』
かれこれ1ヵ月ぐらい前の話なんだけど、
「アチキの毎日」というブログの管理人・なおさんと、
新宿の南口周辺でボクにとって何度目かになるオフ会をした。
なおさんが管理されているブログはいわゆる映画ブログじゃないものの、
それでもネット上の付き合いは早2年近くにも及ぶので時の経つのは本当に早い。
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2007/05/10 09:00 |
シンガポール発“マーライオン”ホラー!? 『メイド 冥土』
“世界三大ガッカリ”って、聞いたことあるだろうか?
要は世界の名所・旧跡として名前だけは超有名にもかかわらず、
実際に訪れて目にすると「なんじゃこりゃぁ!」と優作ばりに叫びたくなるほど、
視覚的インパクトに欠ける期待値落差がMAXの物・建物・場所のことを揶揄する言い方で、
諸説あるようなんだけど、最も(多分)一般的に挙げられるそのガッカリ三大名所とは、
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2007/05/08 01:00 |
偏見? 不謹慎? マズは笑え! 『リンガー! 替え玉★選手権』
いつも夕方の同じぐらいの時間に、
職場で独り、ゴソゴソと仕事をしていると、
通りすがりで近所に住んでいるようなんだけど、
おそらく知的障害のある男のコが、店にバッと入って来てそしてすぐに帰ってゆく。
初めの頃は誰が何をしにきたのかと毎回、キョトンとしていたんだけど、
そのウチに彼と職場の人間との間でパターンができてきて、
そのコが現れたら「オゥ!」と手を挙げ、
すると彼は、「ありがとうございました!」となぜか礼を述べて満足げに手を振って帰ってゆく。
今気づいたけどそう言えばき...
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2007/04/26 09:00 |
深夜の歌舞伎町で観て、泣け! 『ロッキー・ザ・ファイナル』!
『ロッキー4 炎の友情』 を、
奥飛騨のボクの田舎の今はなき劇場の、
2階の桟敷席(桟敷!)で観たのが小学校6年生の時。
映画の内容が米ソ対立をベースにしていたことを考えれば、かれこれずいぶん昔の話である。
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2007/04/25 23:30 |
ドリューに胸キュン(80年代死語)の快作! 『ラブソングができるまで』
“80年代”と聞いて思い出すのはやはりあの空前の“バンド・ブーム”。
「それ何?」という人は大槻ケンヂの著書、「リンダリンダラバーソール」を読めば、
バンド・ブームとは、いったいなんだったのか?ということや、
ブームが今の音楽業界にどうつながっているかを俯瞰で捉えることができると思うんだけど、
とにかく先月の終わりにボクは、その大槻ケンヂがかつて組んでいて、
まさしく、ブームを超えて80年代を代表するバンドのひとつだった、
「筋肉少女帯」の“復活”ライヴにイソイソと出かけてきた―...
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2007/04/24 07:30 |
奥さん、ダンナを殺る前に人生相談! 『マリアの受難』
「変えられることは、変える努力をしましょう。
変えられないことは、そのまま受け入れましょう。
起きてしまったことを嘆くよりも、
これからできることを皆で一緒に考えましょう」
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2007/04/17 00:30 |
聴け! 魂の慟哭、移民の詩! 『約束の旅路』
確かな論拠があるワケじゃないけれど、
日本もいずれ、ボクがじぃさんになる頃には、
完全な“移民社会”になっているような気がする。
少子化が止んで人口が爆発的に増えることなんてこの先ないと思うし、
あらゆる産業において、即物的じゃなく外国の人の力を取り入れなければ、
やがてこんな国は立ち行かなくなるに決まっている。あくまで論拠はないけど。
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2007/03/22 00:30 |
70年代ウガンダが舞台の 『ホステル』 級ホラー!? 『ラストキング・オブ・スコットランド』
周知の通りで今年の第79回アカデミー賞は、
マーティン・スコセッシの 『ディパーテッド』 がオスカーという、
なんだか、膝カックンされるような結果に終わったんだけれど、
まぁ、賞レースがいよいよ盛り上がろうというその要の時期に、
本国じゃ何週かにわたり興行成績1位をキープし続けていたし、
キャストの充実ぶりやハリウッド十八番のマフィア映画という見た目の派手さを考えれば、
昨年の 『クラッシュ』 に一昨年の 『ミリオンダラー・ベイビー』 と、
ここ最近、ワリと地味な映画のオスカー...
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2007/03/21 17:00 |
ドイツの“くるパテ”、ちょっといい話… 『善き人のためのソナタ』
こんなところでネタにするのも不謹慎な気がするんだけど、
ここ最近で、どんなに泣ける映画よりも心を揺さぶられた話と言えば、
やっぱり板橋署常盤台交番の巡査部長さんが、
踏切自殺を図った女性を助けようとして電車に撥ねられ命を落としたというあの切ない事件。
警官としての職責というより1人の人間として行動したに違いないその誠意は、
当たり前の話だけど混ざりっ気のない純粋なものだったと思うし、
ボクを含めて、この話を耳にした多くの人が、
人のために何かした記憶などない自分を恥ずかしく感じ...
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2007/02/20 00:30 |
日本⇔アメリカ、10代の“今”… 【前篇】 『ワサップ!』
渋谷のユーロスペースやシネマライズやシネ・アミューズなど、
とにかくあの一帯で映画を観た帰りや開場時間を待つ時なんかに、
ボクはよく、東急本店向かいの路地に並ぶウェ○ディーズで一服する。
あの辺は場所的にセンター街のドンツキということもあるためか、
まさにそのウェ○ディーズは言い方は悪いが“吹き溜まり”のような趣があり、
それこそ一般世間がTVの影響を受け安易に想像するダメな10代の優良サンプルみたいな、
あまりにボクとは人種のかけ離れた感じのコたちがたくさんいて異様な空気が醸さ...
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2007/02/12 23:30 |
見た目は八百長だけど中身は鉄板の快作!? 『ラッキーナンバー7』
「週刊現代」のスクープから火のついた、
朝青龍の八百長疑惑がスポーツ紙各紙・週刊誌等をにぎわせているけれど、
まぁ谷町(スポンサー)の付くプロの世界の話なので、
相撲に限らずプロスポーツにはいつの時代も付きまとう話題だ。
今やネット全盛で、こと週刊誌なんて売れない時代らしい。
部数を伸ばすための○造記事だなんて相撲に興味がないので言う気はないけど、
仮に朝青龍が訴えてもメリットはないという先を見越しての・・・という気がしないでもなく、
ただ、なんでもかんでもやれ八百長だのヤラセ...
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2007/02/03 10:00 |
映画という魔法、青春という奇蹟… 『マジシャンズ』
烈火の如く燃え盛った“韓流”ブームも早昔―。
(ヨン様は相当、儲けている様子だけど…)
今じゃわずかな数の韓流残党マダムたちが、
焼け跡の炭火で焼きイモをしているぐらいの印象だけど、
しかしブームの効果も手伝って、
「韓国映画」はひとつのジャンルとして日本のスクリーンに定着した。
今やハリウッド映画と堂々肩を並べるほどと言っても決して過言じゃないだろう。
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2007/01/28 08:30 |
心温まるロード・ムービー型ホームコメディ 『リトル・ミス・サンシャイン』
現在、実家がある名古屋方面に帰る時は、
コスト削減により、新幹線ではなくて高速バスを使う。
かつては海外で三日三晩バスに乗り続けても体力保ったのに、
最近じゃ東京―名古屋間のたった5、6時間が体に堪えるようになってきた。
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2006/12/31 18:00 |
シュヴァンクマイエルのキメラ(幻想)的世界 『ルナシー』
“精神病院”が舞台の、“自由”をテーマにした映画―。
と聞いて思い出すのはアメリカン・ニュー・シネマの名作、
名匠ミロシュ・フォアマンの 『カッコーの巣の上で』(1975)。
そう、フォアマンもシュヴァンクマイエルと同じくチェコの映画作家だ。
ボクがチェコという国を好きになり旅先に選んだ大きな理由のひとつには、
やはりシュヴァンクマイエルに興味があったということが挙げられるワケだけど、
プラハへ行った時はせっかく街外れの小洒落た劇場で 『悦楽共犯者』 がかかっていたのに、
タイ...
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2006/12/02 23:30 |
『麦の穂をゆらす風』 を今の日本で観る意義は…
終戦からすでに61年が経ち、
戦争の記憶が風化してゆくと嘆かれること久しく、
憲法改正や、核武装論議(の前の論議)など、
それらをその端緒と捉える意見も確かにそうだと思うし、
教育の現場じゃ今後、戦争を“どう”教えてゆくかという課題に、
なかなか明確な答えを見出せないまま、
どころか、高校の未履修問題を見ればわかるとおり、
歴史を学ぶことに時間を割くことさえナンセンスと言わんばかりの状況で、
この国の先行きはますます暗い。
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2006/11/28 00:30 |
“9.11”という“痛み”が本当に生むべきだったもの… 『ワールド・トレード・センター』
松井も親交があったという、
N.Y.ヤンキースの選手を乗せた小型機が、
高層マンションの30階付近に激突したというニュースは、
当然、あの朝の衝撃を彷彿とさせてN.Y.市民を震撼させた。
アメリカじゃ、歌手よりハリウッド・スターよりも子供たちに、
大きな夢を売るというメジャー・リーガーの衝撃的な死はもちろん、
“9.11”の後遺症がいまだ癒えぬことをあらためて確認させたカタチとして、
なんとも言えない因果を感じさせる事故だったと思う……。
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2006/10/18 01:00 |
「物語」を欠いた現代に贈る“信じること”についての物語… 『レディ・イン・ザ・ウォーター』
たとえばネットにしてもケータイにしても、
信じられないような凄まじぃ進化を遂げて、
まるで望むものはすべて手に入るかとでも言うような、
そんな淡ぃ錯覚さえも抱きかねない時代だけど、
いろんなことが当然のように便利になったと思う反面、
人はどんどん“想像力”を欠いていっているような気がする。
ネットにしろ何にしろ、少し前までは考えられなかったようなものはすべて、
その根源はみんな、「こうだったらいいのに…」という果てしない“想像”で、
そしてその“想像”は言い換えれば、すべて夢...
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2006/10/11 02:00 |
サンドラー印の鉄板コメディで涙そ○そ○・・・!? 『もしも昨日が選べたら』
“もしも昨日が選べたら”なんて、
選べるものなら、この世に生まれるその日から選び直したい。
ボクは夏の生まれだというのに、
生まれた日の前後は梅雨の終わりを告げるような土砂降りで、
土砂降りというより豪雨に近く、電車が止まるほどだったという。
しかも、生まれた時刻は夜中の2時35分。まさに“丑三つ時”だ。
もうこの辺の経緯からして人生を象徴していると、10代の頃から思っていた。
生まれた日も、学校も、仕事も、女も、何もかも、一から選び直したぃ!
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2006/10/06 01:00 |
大傑作! 『弓』 は、キム・ギドク版“パノラマ島奇談”!?
江戸川乱歩、傑作中の傑作中篇、『パノラマ島奇談』 は、
この世のすべて、何もかもに嫌気が差した厭世癖の男が、
ひょんなことから、巨万の富を手に入れたことをキッカケに、
そのすべてを費やして、己の頭の中だけにあった空想の世界をとある孤島を舞台に作り上げ、
そして現実のものとなった自分だけの夢の世界で“華麗”に自滅してゆくという、
言ってみれば、男の究極の桃源郷と当然訪れるその結末を美しく綴った哀しい哀しぃお伽噺。
世界にブツける怒りや嫉みもない。テロだの放火だのとアホらしい。
煩...
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2006/09/20 21:30 |
男はいくつになっても童貞だ! 『40歳の童貞男』
“童貞”、と言えば、
ボクは生まれてこの方、ディズニーランドへ行ったことがなぃので、
言わば“ディズニーランド童貞”である。
ボクが行ったことのある“ランド”と言えば、
ポーランドとフィンランドとソープランドだけだ。
このまま一生行かなくても多分後悔はしなぃと思うけど、
行った後でボクのミッキーマウスとも遊んでくれる素敵な女のコでもいれば行ってもいぃかな。
“童貞”、と言えば、
ボクは生まれてこの方、キャバクラへ行ったことがなぃので、
言わば“キャバクラ童貞”である。
ボ...
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2006/09/12 08:15 |
ツァイ・ミンリャンが捧げる、「映画」への“鎮魂歌〈レクイエム〉”… 『楽日』&『迷子』
“映画館”という空間は、
ただでさえ、束の間現実から隔離されて、
虚構の世界を満喫できる一種特異な空間だけど、
ことそれが、さらに海外旅行先での映画館体験ともなると、
現実からの遊離感はより増長されてなんとも言えない心地好さだ。
というワケで、ボクの初めての“海外映画館体験”は、
フィジーの市街地にあるごくごく一般的な映画館で、
観たのはアメリカのホラー映画、『スクリーム2』 だった。
映画の内容がどうのというよりも、
ロビーに漂う匂いから、場内の雰囲気、座席の感触、客席のリア...
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2006/09/07 00:00 |
『ラジニカーント★チャンドラムキ 踊る!アメリカ帰りのゴーストバスター』 長ぃ!
世紀末もいよいよと押し迫った1998年―。
“映画100年最後の衝撃”という大ブロシキのもと、若者の街・渋谷のド真ん中に、
インド映画を観るための行列ができるという社会現象まで巻き起こした、
あのインド映画、『ムトゥ 踊るマハラジャ』。
案の定、日本じゃインド映画は一過性のブームとしてサッサと終わった感があるので、
今では、「なんであんなヒゲのオッサンが“インドのキムタク”なの?」と、
首を傾げる人も多かろうと思うけど、バカを言っちゃぁいけない。
そのヒゲの俳優、ラジニカーント...
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2006/09/04 22:00 |
拠点をロンドンに移したアレンの“マッチポイント”は・・・ 『マッチポイント』
ニューヨークと言われても行ったことがなく、
ボクが知っているのはせいぜぃ“恵比寿のニューヨーク”ぐらいだし、
“深夜特急”の経験はあってもボクが目指したのはロンドンじゃなかったので、
ニューヨークとロンドンの“街”としての違いは明確にはわからない。
だけど、ニューヨークに生まれ育ち、
ニューヨークを心底から愛していたからこそなのか、
それとも単に、近年の夏の暑さが堪えるようになったからなのか、
自他どころか世界中の映画ファンが認める生粋のニューヨーカーだったウディ・アレンが、
...
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2006/08/29 02:00 |
鳥肌が立つほど完璧なパニック・サスペンス、でも… 『ユナイテッド93』
今から6年前の2000年、20世紀最後の年、
ボクは、ほぼこの1年を費やして、
タイのバンコクを皮切りにフィンランドのヘルシンキまで、
アジアを横断し、東ヨーロッパを縦断するという“深夜特急”旅行をしていた。
で、気ままな独り旅の勝手な印象と言われればそれまでなんだけど、
その2000年という1年間は、ボクが旅した地域に限って言えば、
とても平穏な1年だったような気がする。
始めの方で訪ねたネパールも、ここ数年目立つコミュニストの暴動なんてなかったし、
スリランカも平和で、街...
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2006/08/22 08:00 |
ミッドナイトラジオ、『ミッドナイトムービー』
東京で生まれ育った人にはピンとこないかもしれないけど、
田舎の夜というのは、時差でもあるのかと思うほど本当に早い。
ボクの故郷は“小京都”なんて呼ばれる岐阜の山奥の田舎町だが、
夜の9時頃には、チョットした呑み屋横丁を除いて町じゅうシーンと静まり返る。
故郷を離れてもう15年以上になるけれど、それは今でも同じだろう。
常に変貌を遂げ続ける大都会とは違って、田舎なんて所詮そんなものだ。
だから、町には10代の若者が興じてよろこぶような大した娯楽とてなく、
せいぜい町に1、2軒のボーリ...
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2006/07/30 14:00 |
“くまぇり”にも観てほしい、なりきり少女のジャンク・ファンタジー 『ローズ・イン・タイドランド』
オーケンこと大槻ケンヂの影響で、
学生時代、よく「第三書館」から出ているドラッグ関連の本を読んでいた。
ソフトからハードまで、天然からケミカル(化合物)まで、
ドラッグ全般にまつわる効果から効用(効用?)から精神的影響から哲学的側面に至るまで、
その内容・方向性はいかがわしいというより(いかがわしいけど)ある意味マジメなものが多く、
タイトルも、『アイ・アム・ヒッピー』 『マリファナ・ナウ』 『チョコレートからヘロインまで』 のほか、
『マリファナ物語』 に果ては 『アル中地獄』...
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2006/07/23 01:00 |
稀代の“クリミナル・グループ”をパペット・ミュージカルに! 『リブ・フリーキー!ダイ・フリーキー!』
もう必ずといっていいぐらいに、
10代を中心とした青少年による猟奇的な殺人事件が起きると、
世間が狭くて物を知らない識者風情がやれ教育に悪いだ悪趣味だと偉そーにのたまっては、
ここぞとばかりに残酷な内容のTVゲームやスプラッター映画を槍玉に挙げて、
とくに、“宮崎勤事件”のあった’89年から90年代にかけては、
ホラー映画にとって肩身の狭い時代がつづいていたんだけど、
今じゃここ10年のホラー映画の定番として認識されているウェス・クレイヴンの 『スクリーム』、
実はこれが’97...
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2006/07/18 00:00 |
ホラー!プロレス!ヘヴィ・メタル! 『メタル ヘッドバンガーズ・ジャーニー』!
最近じゃ、
流行りのJポップですら耳障りだと思うようになってきたので、
家で“ヘヴィ・メタル”を聴くなんてことはまずありえないわけだけど、
今、日本で正々堂々メタルを演っているバンドと言えば、「陰陽座」ぐらいしかボクは知らない。
個人的には決してメタルという音楽ジャンルが好きというわけじゃないが、
それでも、昔聴きまくっていた大槻ケンヂの「筋肉少女帯」は、限りなくメタル・バンドだったし、
学生時代には、メタル好きの友人に連れられて「アイアン・メイデン」も観に行ったし、
なにより...
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2006/07/02 12:45 |
ジローラモにも観てほしい! 『マルキ・ド・サドの調教哲学』
できることならこの次は、
ボクは“イタリア人”に生まれたい……。
なにしろイタリア人はバカで陽気で何も考えてなさげで、
しかも少しの躊躇もなく堂々とスケベで女性は明るくみんなセクシーだ。
50%は思い込みかもしれないが、50%が真実ならそれでいい。
もしも生まれ変わるなら、私はイタリア人になりたい。
男が街往く女性を“含み”のある視線で眺めても、
当の女性は男に見られることを“女の誇り”と考えるらしいし、
なにより男が女に声をかけるのは礼儀だって言うじゃないか。
日本では、...
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2006/06/19 00:30 |
ここまで身勝手な主人公、アリ!? 『ロシアン・ドールズ』
2年ほど前に知り合って以来親交のある女友だちが、
桜の咲き始めた頃に、めでたく結婚してしまった……。
日本語がおかしいけど、“してしまった”と書いたのは、
正直な話、「このコならいいな…」とずーっと思っていた女のコだったから。
とは言えずーっとといってもそれは案の定、途切れ途切れの話。
知り合った頃は確か彼氏イナイとか言っていたハズで、
今思えばその時点で少しぐらいアプローチしときゃよかったのかもしれないんだけど、
当時は訳あって手負いの熊じゃなく手負いの羊で恋愛障害者一級みた...
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2006/06/04 14:45 |
幻想と現実の混沌、もうひとつの“ミュンヘン”… 『夜よ、こんにちは』
「革命」とはつまり、
“青春期の幻想”なのではないかと思う。
もちろんそれは、個のレベルでの話なんだけれど、
しかし“青春とは無名であること”と誰が言ったか知らないが、
そんな無名である何者でもない自分にも社会を変える力があるに違いないという、
言ってしまえば誇大妄想にも似た蒼い願望や思い込みこそが、
つまりは青春期を形作るパワーであり、それがリビドーなのだ。
でもその“革命”という蒼い思い込みは、
歳を重ねてゆくにしたがい熱い鉄が冷えるように硬化してゆき、
人はそれぞれ、...
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2006/05/06 22:30 |
今流行りの“ツンデレ”系は中国版 『恋する惑星』 !? 『緑茶』
最近のアキバ系アニメ好き青年たちの間では、
なんでも“ツンデレ”系というのが“萌え”の対象として主流だそうで、
ツンデレ、つまり普段はツンツンしているんだけれど、
いざふたりになると態度がコロッと変わって途端にデレデレし出すという、
まぁ言ってみりゃほかの男を寄せ付けず、自分にだけ甘えさせてほしい、
もしくは、傍から見れば“S”なんだけど自分の前では“M”になってほしい、さらにもしくは、
ムリめの女を都合よく服従させたいというまさにAVの影響が生み出す幻影なんだと思うけど、
し...
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2006/04/22 22:45 |
ロシア映画の大逆襲!? @ 『大統領のカウントダウン』
ボクはあいにくロシアには行った経験がないけれど、
フィンランドからタイへ戻る途中、モスクワにトランジットしたことだったらある。
数年前の話だ。乗ったのはもちろん、
当時(今も?)、常に“できれば避けたい航空会社ランキング”の上位を独占キープしていた、
かの悪名高きアエロフロート航空(2000年11月当時:ヘルシンキ〜バンコク間片道約5万円)。
いったいどう“悪名高い”のかは乗ったことのある人でなければわからないとは言え、
まぁ最近のスカイマークエアラインズや日本航空に較べればよっ...
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2006/04/06 22:30 |
“ロック”という自己矛盾の果てに… 『ラストデイズ』
オールディーズを聴くぐらいで、そもそも洋楽には疎く、
だからストーンズの東京ドームにも行くわけじゃないし、
(舞台演出上の小道具という名目で、
今回、全面禁煙の東京ドームに“タバコ”の許可申請を出したらしいけど、
かつて、ドームで堂々タバコをふかした男がもうひとりいる。大仁田厚だ)
「ニルヴァーナ」と言われても、
かつて友人が「そのままじゃん!」というバンドを組んでいたぐらいで、
ボク自身はまともにアルバムを聴いたこともなければ、
カート・コバーンと言われてもコートニー・ラヴ...
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2006/03/28 08:15 |
“団塊の世代”のオヤジたちにこそ観てほしい! 『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』
ボクらが住んでいる日本という国の大きな地理的特徴のひとつは、
言うまでもなく、周りをすべて海に囲まれているということ。
要するに、隣の国と国境を接していないということだ。
だから、ボクらには国と国が地続きでせめぎ合うという感覚が基本的に理解できないし、
今、話題になっている“愛国心”という言葉にしても、
国同士が接していれば(それだけじゃないが)フツーに抱いて然るべき感情であるハズなのに、
この国では、軍国主義的意味合いの一側面でしか論じられることがない。バカバカしい。
きのう...
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2006/03/21 02:30 |
トリアーは今日も鬼畜〈おに〉だった・・・? 『マンダレイ』
メキシコの奇蹟的&歴史的な勝利によって、
WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)準決勝へと進むことになった我らが王ジャパン。
“我らが”だなんて、普段野球なんか全然見ないクセによく言うよと自分に突っ込みつつも、
結果オーライ! 他力本願! 他人のフンドシで相撲をとる!
そんなボクの大好きなコトバが飛び交う今回の大会はさすがに野球に興味がなくても面白い。
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2006/03/18 04:00 |
“昭和のヒーロー”の知られざる孤独、でも… 『力道山』
端っから興味がないというのならともかく、
プロレスを“八百長”だと頭ごなしに見下してかかるようなヤツは、
誰彼かまわず敵である。容赦はしない。
そんな頭の堅い輩は、人生の大半を無益に過ごしているとボクがハッキリ言ってやる。
プロレスを八百長と言うなら、八百長の介在しないプロ・スポーツなんてこの世にはない。
なぜか? アマチュアと違ってプロの世界には“利権”が絡むからだ。
金の派生する世界には必ず“ウソ”が介在する。
スポーツとかビジネスとか、そんな括りは関係ない。プロの世界とは...
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2006/03/11 04:30 |
不器用な現代人のための悲しくも温かい大人の童話 『忘れえぬ想い』
女の人は、男が涙を流すのを見てどんな風に思うんだろう……?
最近じゃ、女から別れ話を切り出された途端にサメザメと泣き出すような男も多いと聞くけど、
(俺にもそんなことあったかなぁ・・・まぁ女によるか)
基本的にボクは男・女関係なく、人に泣き顔を見られるのはあまり好きじゃない。
(でも、男30歳を過ぎていよいよ涙腺と尿道がゆるくなってきたのか、
悲惨なニュースや誰かの不幸話を聞くとすぐに目頭が熱くなるようになってしまった…)
だけど、女の人の泣き顔は好き。というより、グッと涙ぐん...
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2006/02/12 00:30 |
報復の連鎖は止められないのか…? 『ミュンヘン』
平和の祭典であるはずのオリンピックが、
卑劣なテロ行為によって打ち砕かれるという未曾有の歴史的惨事のニュースを、
今年で68歳になるボクのお袋は、当時新聞で知ったという。
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2006/02/06 23:45 |
意外や意外、“男”の映画! 『私の頭の中の消しゴム』
とりあえず、
ウォン・ビンにはガンバって兵役を務め上げてもらいたい。
軍隊生活の最初の3ヵ月間は相当ハードのようだけど、
その後、どうやら彼は広報に廻されて、
「軍隊内映画」の撮影等に携わる任務に就くらしいので、
韓流スターとしての好待遇は保障されたも同然の様子。
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2005/12/01 01:48 |
こどもの空想の果ての本当の“奇跡”… 『ミリオンズ』
―こどもがわからない。
今どきよく使われる都合のいい大人の逃げ口上…。
そんなことを平気でのたまう親に限って、
こどもが何かをしでかすたびに、
やれ学校が悪いだのTVが悪いだのと
寄って集ってホザいてはその責任を外部になすり付ける。
こどもが“レイザーラモン”の真似をして何が悪い。
こどもが“めちゃイケ”観たからといって何が悪い。
じゃあ何か?
小さい頃にカトケンの“ひげダンス”を見て育ったヤツが、
大人になってからフォークで人を刺したことがあるのか?
たけしの“コマネチ”...
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2005/11/19 06:48 |
ロック座、カンカン、『ロバと王女』!
「ミュージカル」。つまり「歌劇」と言うと、今や
その印象は芸術的にハイ・コンセプトな雰囲気に固められて、
ボクのような文化的敷居の低い人間は近寄りがたい感じだし、
何より、おそろしくチケット代が高いというイメージがあるので
ちょっとやそっとで出かけようなどと決して思わないワケだけど、
しかしよくよく考えてみればボクの思うミュージカルの定義とは、
“ひとつの舞台に芝居と踊りと歌と音楽とおまけにお色気まで
詰め込んでグツグツ煮立てたチャンコ鍋的エンターテイメント”
というものであって...
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2005/11/06 05:37 |
「映画」で世界を救えるか? 『ランド・オブ・プレンティ』
“ヴィム・ヴェンダース”と言えば、これまた
映画好きがこぞってその名を口に出す監督である。
(今どき本当にそんな人がいるかどうか疑問だけど)
もういったいどこの生まれの人なのか
わからないという向きも多いだろうけど、
1945年、ドイツはデュッセルドルフの出身。
20歳ぐらいの頃、画家を志して
ヌーヴェルヴァーグ絶頂期のパリへ渡った際に
絵の勉強そっちのけでシネマテークに通い続け、
結果なぜかヌーヴェルヴァーグではなく大のアメリカ映画好きに。
以来、「アメリカ」とその後出会っ...
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2005/11/03 05:31 |
『24』 のキンバリーが・・・!!! 『蝋人形の館』
一昨年のちょうど今ぐらいからレンタルが始まって、
その後社会現象と言えるほどまでに盛り上がった
キーファー・サザーランド主演の大人気全米ドラマ、
『24 -TWENTY FOUR-』。
シリーズ開始当初は
彼の復活を心から祝し感慨に浸っていたものだが、
今ではすっかり日和ってのん気にカロリーメイトを
頬張ってる姿を見るとどうにもやり切れない気分に
陥ってしまうのは何もボクだけではないハズだ。
何より、ボクはその 『24』、
1stシーズンの途中で実は飽きてしまっていた…。
...
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2005/10/29 06:16 |
キミは、アレックス・デ・ラ・イグレシアを知っているか!? 『マカロニ・ウエスタン 800発の銃弾』
ピカソやサルヴァドール・ダリを生んだ国、
スペインの映画と聞いて思い浮かぶのは、
ル・シネマやシネスイッチ系の良識派映画ファンなら
何よりもまずカルロス・サウラの名を挙げるだろうし、
たった1本だけコッソリと小声で
『ミツバチのささやき』 を挙げる人もいれば(もちろん名作)、
おすぎの映画評を頭から信じている女性たちなんかはきっと
ペドロ・アルモドヴァル!と胸を張って答えるんじゃないかな。
最近では 『アザーズ』 や 『海を飛ぶ夢』 などで注目株の、
アレハンドロ・アメナーバル...
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2005/10/26 20:22 |
邦題からは想像できないハードボイルドな傑作! 『真夜中のピアニスト』
とりあえずは、誰にも迷惑をかけず、
安い給料にもメゲることなく毎日マジメに働いちゃいるが、
週に1度、いや、3日に1回ぐらいは、
「俺は、本当にこんなところへ来たかったのかな…」と、
わかり切った答えを自分に尋ねてため息をついてしまう。
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2005/10/15 00:57 |
地獄があふれて、ボクらが歩く! 『ランド・オブ・ザ・デッド』!
ゾンビ。
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2005/09/08 00:22 |
お願い…だから…金…返して…… 『0:34 レイジ34フン』
普段ボクらが立ち入ることのできない
終電後の地下鉄構内を舞台にしたイギリス製ホラー…。
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2005/07/28 00:58 |
“人生は奇跡”なんて気恥ずかしさも、民族的バイタリティで納得! 『ライフ・イズ・ミラクル』
この映画の舞台である
ボスニア・ヘルツェゴビナ共和国の首都サラエボを、
仮に“男か?女か?”で表現するとしたら、
これは間違いなく“女”だな、
と市街地の中心を流れる川の畔をブラブラ歩きながら、
ボクは当時そう思った。
かつて激烈を極めた旧ユーゴ内戦の主要舞台だったとは
にわかに信じ難いほど静謐なたたずまいを見せる街並み、
8月の太陽は燦々とまぶしく、道行く人の表情はみな穏やかで、
ブルガリアのソフィアを発ち、
マケドニアのスコピエ、アルバニアのティラナを経て、
そしてモン...
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2005/07/24 05:47 |
衝撃の実話を題材にした父子の確執のドラマ 『マイ・ファーザー』
ボクの本当の下の名前は、
20歳の冬に死んだ親父が、
ボクが生まれるときに読んでいた小説の主人公の名前なんだという。
当然その小説のタイトルはかつてお袋から聞いて知っているけど、
ボクはその小説を、いまだ読んだことがない。実は探したこともない。
そこにとくに深い理由があるわけではないけれど(単にメンド臭い?)、
自分の本当のルーツを知るというのは(そんな大ゲサな話じゃないとは言え)
それはそれで心の準備がいるものだし、
それが全然大した小説じゃなかったらこれまた相当ショックだし、...
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2005/07/13 00:48 |
アレン流、“あなたはどっちのタイプ?”を楽しむ? 『メリンダとメリンダ』
ここへきて、
ウディ・アレンがますます元気だ。もちろん、
映画が撮られた時期と日本での公開時期とのタイム・ラグは、
いろんな要因が重なって長くなったり短くなったりするんだろうけど、
それでもついこないだ(というより今現在もロング・ラン上映中)
『さよなら、さよならハリウッド』 が公開されたばっかりで、
しかもこの2作の間に作られた 『僕のニューヨーク ライフ』 も、
来年早々には公開されるというんだから、ホントに彼はよく働く。
年齢的なハンディを考慮に入れたら、
おそらくクドカ...
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2005/06/26 06:52 |
ショーン・ペン版“タクシードライバー”、でも… 『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』
今はその響きも懐かしい“アメリカン・ニューシネマ”とは、
1960〜70年代にわたるベトナム戦争の時代を背景に、
50年代に象徴される“自由の国・アメリカ”を喪失して
挫折と失意に暮れていた当時の若者たちの心情を、
自虐的とも呼べるナルシシズムによって見事に捉えた
映画群の総称で、ボクの大好きな映画ジャンルのひとつだ。
『俺たちに明日はない』 『明日に向って撃て!』
『イージー・ライダー』 『真夜中のカーボーイ』
『ラスト・ショー』 『いちご白書』
『スケアクロウ』 『ダーティ...
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2005/06/19 06:47 |
生きるとは、“自分を守る”闘い… 『ミリオンダラー・ベイビー』
この映画について書き始める前に、
これだけは是が非でもハッキリ書いておかなければと思う。
先のアカデミー賞で作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞の
主要4部門で見事オスカーを獲得し、
もうすでにたくさんの人が鑑賞したと思われる
この 『ミリオンダラー・ベイビー』 を、
今後各種CMスポットやメディア媒体に煽られるカタチで
もしも“泣く”ために観に行こうと考えている人がいるのであれば、
そんな安易な考え方は、この際いっさい捨ててほしい。
“瞳を閉じて”明けた瞬間にすぐさま乾いて...
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2005/06/06 23:34 |
『ライフ・アクアティック』 はアンガールズ!?
全米で多くの批評家筋から絶対的支持を受け、
日本でも業界・メディアがこぞって絶賛、
単館公開ながらスマッシュ・ヒットを記録した
『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』。正直、
どんな映画なんだろうとかなり期待して観に行ったわりには、
ボクはあまり楽しむことができなかった。というより、
もうベン・スティラーが着ていたアディダスの赤いジャージ以外、
何ひとつ憶えちゃいない。確か寝たりはしなかったハズだ。
でも、そのあたりはけっきょく映画とボクとの相性の問題だから
ひとまずおいておくとして...
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2005/05/15 03:34 |
タイトルは甘いが物語は苦い… 『やさしくキスをして』
数年前にスリランカを旅したとき、
コロンボの空港から市街地へと向かうバスのなかで、
華奢で小柄でこどもっぽい顔立ちをした
イギリス人の女の子と知り合った。
ボクはこのパソコンと同じくらいに英語も苦手なので、
ほかにどんな国を廻っただとか、
いつから旅をしていていつまで旅をするのかだとか、
確かそんな程度の会話しかできなかったハズだけど、
会話を始める前にポカンと大きな口を開けて
眠りこけていたそのまだあどけなさの残る表情を、
カワイイな、と思いながら横目に見ていたことだけは、...
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2005/05/12 02:14 |
現代中国のリアルを知る! 『わが家の犬は世界一』
峻烈、苛烈を極めた中国の反日デモ関連のニュースも、
その後日本中を激震させた尼崎の電車脱線事故と、
それにつづいて連日明るみになる不祥事へと向けられた
JR西日本バッシングのニュースによって、
すっかりかき消されてしまった感がある。
今回の一連のこの騒動は、
ボクら日本人に改めて中国に根づく反日思想と反日感情の
歴史的な深さを思い知らせてくれたけど、
でも思い知らされた、というよりは、辟易した、という方が、
ボクを含めた多くの日本人のだいたいの感想なのではないかと思う。
要す...
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2005/05/08 05:48 |
フランス料理のフルコース!? 『ロング・エンゲージメント』
多くの女性を“アメリになりたい症候群”へと駆り立てて、
各旅行会社と配給のアルバトロスを大いに潤わせたあの 『アメリ』 から早3年。
ジャン=ピエール・ジュネとオドレイ・トトゥが再び組んでとのフレコミで、
さぞかし劇場は女性客とカップルで大混雑……と思いきや、
新宿三丁目のピカデリーは、なんと3割にも満たないような客の入りだった。
ちょっとビックリ。せっかくの3連休に映画観てるヤツなんかいないってことか!?
実はボクもそう思います。
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2005/03/21 04:41 |
まさに眠らせない傑作! 『マシニスト』
この 『マシニスト』 を監督したブラッド・アンダーソン監督は、
ボクが思うに、おそろしく“生真面目”な人物ではないかと考えられる。
もちろんそれは映画を作ることに対して、という意味にここでは限定するけれど、
例えば、日本初お目見え(多分)だった 『ワンダーランド駅で』(1998)は、
お互いを知らないひと組の男女がすれ違いを繰り返す様を、
気の利いたセリフ廻しとボサノバのリズムで彩る軽妙洒脱な恋愛ドラマ、
というウリではあったものの、
その“軽さ”にこだわる生真面目さがどうにも...
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2005/03/06 03:18 |
ハリウッド版“ものまね王座決定戦”!? 『ライフ・イズ・コメディ!』 VS 『Ray 〈レイ〉』
それぞれ映画界と音楽界に多大な功績を残した2大人物の波乱に充ちた人生を、
ドキュメントではなく俳優に本人を演じさせるというカタチで映像化した話題の2本、
『ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方』 と 『Ray 〈レイ〉』 を観る。
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2005/02/13 01:42 |
“泣き”のラストに物申す! 『マイ・ボディガード』
2005年1発目、
『マイ・ボディガード』 を歌舞伎町の新宿ジョイシネマ2で。
今年の1本目ということもあって、
かなり入れ込んで観には行ったんだけど、
期待していた内容とかなりズレていたので「う〜ん困った…」
という感じ。
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2005/01/04 23:54 |