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過度に期待しなけりゃ面白いウィル・スミス版“大日本人”? 『ハンコック』
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2008/08/28 00:00 |
北京五輪の灯も消えて… 『小さな赤い花』+「中国インディペンデント映画祭」
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2008/08/26 01:00 |
極私的・2007年公開【外国】映画ベスト10 プラス!
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2008/08/23 09:40 |
極私的・2007年公開【日本】映画ベスト10 プラス!
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2008/08/23 09:35 |
はたらけど はたらけど猶わが生活〈くらし〉、蟹工船… 『この自由な世界で』
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2008/08/23 01:30 |
ブラジル版仁義なき戦い・・・ファヴェーラ死闘篇? 『シティ・オブ・メン』+『闇の子供たち』(再考)
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2008/08/21 01:30 |
表現者の狂気が漂い、真に大人の鑑賞に耐える傑作! 『ダークナイト』
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2008/08/14 00:30 |
雨の井の頭線、想い出めぐりの久我山の夜… 『レディ アサシン』
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2008/08/12 01:00 |
バスケなんかキライでも・・・? 『俺たちダンクシューター』
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2008/08/10 17:00 |
カワイくて! グロくて! サイコーに面白い! 『片腕マシンガール』!
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2008/08/09 00:30 |
アジアの子供のヘビーな現実… 『闇の子供たち』 『地球でいちばん幸せな場所』
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2008/08/07 01:30 |
時代の息づかいを捉え真に国際的な中国映画、でも… 『天安門、恋人たち』
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2008/08/05 01:00 |
飼い犬が手を噛むので、私、ハルクに変身します 『インクレディブル・ハルク』
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2008/08/03 17:30 |
夢に震えてもオネショはするな! 枕を濡らせ! 『ドラゴン・キングダム』!
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2008/08/02 00:30 |
悲しみも苦しみも、いつかは空の彼方に… 『帰らない日々』
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2008/07/31 00:30 |
これはシャマランの妄想夢芝居か? それとも… 『ハプニング』
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2008/07/29 07:00 |
ラモリス、シャオシェン、ダグラス・サーク… 『白い馬』 『赤い風船』 ほか
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2008/07/27 17:00 |
本の街・神保町でロシア文学にイソしむ? 「ソビエト映画 ロシア文学全集」
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2008/07/26 01:00 |
ボクも人間やめたいフジモトですけど何か? 『崖の上のポニョ』
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2008/07/24 00:00 |
♪ポ〜ニョポ〜ニョポニョ首が飛ぶ〜? 『スターシップ・トゥルーパーズ3』!
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2008/07/22 00:30 |
中国がいつか階段を踏み外す時… 『いま ここにある風景』
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2008/07/19 01:00 |
夢精するよに気持好い映画体験… 『8 1/2』【完全修復ニュープリント版】
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2008/07/17 00:30 |
パワーボム・クルディスタン? DDTクルディスタン? 『バックドロップ・クルディスタン』!
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2008/07/15 00:30 |
イカレたふたりのバグズ・ワールド… 『BUG バグ』
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2008/07/12 00:30 |
DVDまでホットくか? ホットくな! 『ホット・ファズ-俺たちスーパーポリスメン!-』!
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2008/07/10 02:00 |
映画選びも商売も下心だけじゃ失敗する・・・?の巻 『純喫茶磯辺』
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2008/07/08 08:00 |
リアル昆虫大戦争? もしくは仁“蟻”なき戦い!? 『バグズ・ワールド』
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2008/07/06 17:00 |
実話を題材に、“人の心”を描いた静かなる名作… 『告発のとき』
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2008/07/05 08:00 |
『マーキュリーマン』+α CGなんかいらねえぜ! 俺たちゃ手づくり特撮さ!
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2008/07/03 01:00 |
シンチー(46)の父親願望!?に36歳も涙、涙… 『ミラクル7号』
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2008/07/01 01:00 |
映画を観続くとは、逃げる月を追うが如し… 「香港レジェンド・シネマ・フェスティバル」!
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2008/06/30 17:00 |
クリスタル・スカルの王国で同窓会!?の巻 『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』
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2008/06/28 01:00 |
強烈! ベティ・ブルーの大残酷! 『屋敷女』
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2008/06/26 00:30 |
ボクと、ぼくの大切な絶望友達たち 『ぼくの大切なともだち』
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2008/06/24 07:30 |
画面が揺れてもゾンビ映画なら大丈夫? 快作! 『REC/レック』!
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2008/06/21 00:30 |
ファスビンダーから、少しの愛だけでも… 「ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー映画祭2008」
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2008/06/19 01:30 |
暗い日曜日に相応しい大人のフィルム・ノワール…大傑作! 『イースタン・プロミス』
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2008/06/17 01:00 |
はらたいらに3000点あげたいぐらいの快作! 『JUNO ジュノ』
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2008/06/16 05:00 |
タイにまた行きタイけどギロッポンでガマン!? 「タイ式シネマ★パラダイス」
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2008/06/14 01:00 |
「白夜映画祭U」 ロシア、グルジア、パリ、そして…下高井戸?
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2008/06/12 07:00 |
失われた90年代を背景に…成瀬巳喜男級の傑作! 『ぐるりのこと。』
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2008/06/10 06:00 |
ボクの淹れるコーヒーはマズいけど… 『おいしいコーヒーの真実』
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2008/06/07 12:00 |
僕の彼女は綾瀬はるか? 僕の阿部定はサイボーグ? 『僕の彼女はサイボーグ』&『JOHNEN 定の愛』
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2008/06/05 00:30 |
“S”はサービスのS、“M”はモア(もっと)のM? 『縛師 BAKUSHI』
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2008/06/03 06:00 |
そしてボクも途方に暮れる(仮題) 『シューテム・アップ』
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2008/06/02 23:30 |
“映画の授業”にピッタリの両極端な傑作2本! 『コロッサル・ユース』&『アフタースクール』
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2008/05/31 00:30 |
キミは、何かのために戦っているか? 大傑作を、観て、己に問え! 『ランボー 最後の戦場』!
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2008/05/29 01:00 |
そしてまたひとつの愛が終わり… 『パリ、恋人たちの2日間』
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2008/05/27 04:00 |
真剣に“映画の授業”を受けてみたい! 「映画の授業 古典映画篇」
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2008/05/24 00:00 |
噂のアゲチンになってみたい? 『噂のアゲメンに恋をした!』
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2008/05/22 01:00 |
マンデラはいい人だったから!(字余り) 『マンデラの名もなき看守』
正直、“ネルソン・マンデラ”については大まかな知識ほどもなく、 当然、南アフリカ初の黒人大統領ということを知っているぐらいで、 学校で歴史を習い始め世界事情に少しは関心を持つようになった、 中学の頃は“アパルトヘイト”と“ペレストロイカ”をよく間違えていた記憶があるんだけど、 とにかく映画に描かれるネルソン・マンデラの人となりを見ていて感じたことは、世界中、 偉大な指導者と言われる人物はやはりどこか共通しているモノなんだな、ということ―。 ボクはなんとなく、マンデラにチベットの偉... ...続きを見る |
2008/05/20 06:00 |
キミは、福居ショウジンを知っているか!? 『the hiding -潜伏-』+α
今や「インディーズ」という言葉に往年のようなイカガワしい響きはなく、 映画も音楽も平べったく規格統一されて本当にツマラない時代だけど、 しかし、かつてインディーズと言えばまさに“陰”や“淫”といった感じで、 そこには、ドロドロとマグマのような怒りや熱きリビドーの匂いが充満し、 それらを源泉とする映画や音楽や演劇などはまさにアンダーグラウンド、 決して表面には出ないカウンター・カルチャー(対抗文化)として、80年代、 バブルに浮かれる狂騒ニッポンの裏側で怒涛のような熱気を生んでいた... ...続きを見る |
2008/05/18 22:00 |
青春、それは“犬死”への憧れ… 「俳優・萩原健一」
大槻ケンヂは“オーケン”、松平健は“マツケン”、 遠藤憲一は“エンケン”、遠藤賢司も“エンケン”、 榎本健一は“エノケン”、そして、萩原健一と言えば“ショーケン”……。 全国の渡辺さんや田辺さんのアダ名がたいがい“ナベちゃん”なように、 名前に“ケン”が付くやなぜかフルネームの略語で呼ばれる例が多くて、 ボクも名前がケンジとかだったら“フジケン”なんて呼ばれていたのかな? ちなみに高校までの友人はみな一律ボクのことを“ふっちゃん”と呼びます。 大学時代の友人はみなボクのことを“... ...続きを見る |
2008/05/17 06:30 |
韓国現代史の闇を題材にした力作、でも… 『光州5・18』
今もこうして、早く終わってくんないかなぁ、と仕事もソコソコに、 気になる女の子のことでも考えながらボケーッとしている最中にも、 遠くミャンマーじゃサイクロン被害に遭った人々が支援を待って苦しみ、 中国じゃ地震で数え切れないほど多くの人が今も生き埋めになっていて、 この映画のような話はチベットだけじゃなく世界の至るところで起きている。 時にニュースでそれらの話をチラと聞いてなんとも言えない気分になっても、 すぐまた目の前のことに気を取られ、それが別に罪なワケじゃ決してないが、 し... ...続きを見る |
2008/05/15 00:30 |
自分に子供がいれば一緒に観たいトラウマB級ホラー! 『ミスト』
子供の頃にTVで見た、映画や特撮ヒーロー物の中の映像が、 トラウマとして今も残ってるなんて話は誰にもあると思うんだけど、 ボクが今、小さい頃を振り返ってパッと思い浮かぶそのテと言えば、 調べればすぐにわかると思うけど人間がアメーバに襲われる映画で、 (スティーブ・マックィーンが出てる 『人喰いアメーバの恐怖』 じゃないよ) とにかく真っ赤なアメーバに人が呑み込まれてゆく映像が怖くて仕方なく、 またそのアメーバがどんな隙間からでも侵入してくるという物体だったので、 それをTVで見... ...続きを見る |
2008/05/13 01:00 |
この、ギドク流純愛コメディ(?)をどう見るか!? 『ブレス』
女が電車の車内で化粧をするのは、 男が電車の車内で鼻毛を切るのと同じだ! ...続きを見る |
2008/05/11 16:00 |
俺も強くなりたい!(だけど痛いのはイヤ) 『軍鶏 Shamo』
庶民の娯楽と言えば本当に映画ぐらいしかなくて、それこそ、 映画が終わると客が全員、高倉健や勝新になってるみたいな、 そんな縄文か弥生時代くらい昔の話だったらともかく、今の時代、 いわゆる映画好きなんてのはヘタレの代名詞みたいなモンで(イメージ的に)、 映画が好きで、女にもモテるなんて話はかつて聞いたことがないし、同様に、 映画が好きで、しかも喧嘩が強いなんて話は古今東西聞いたためしがない。 ...続きを見る |
2008/05/10 01:00 |
“PTA”の映画に対する執着こそ狂気、でも… 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
いくら、こんな大して誰の目にも触れない一個人のブログとは言え、 ( 『靖国』 の記事は思っていたほどアクセスが伸びないな。なぁ〜んだ) そしてたかが暇つぶしに観た映画の感想とそれにまつわる雑文とは言え、 自分の書いた文章を少なからず不特定多数様の目にこうして晒す以上は、 時に己の恥部は晒しても、あまり恥ずかしいことは書きたくないと常に思う。 要は映画の感想とは言え、あまり的外れなことを書いちゃ恥ずかしいな、と。 ...続きを見る |
2008/05/08 01:00 |
靖国神社でダンス甲子園!? マズは一見! 『靖国 YASUKUNI』
何はともあれ、“結果オーライ”とはまさにこのこと。メディアを賑わせた、 一連の上映中止騒動である意味GW最大の話題作となった感さえある、 日本=中国合作ドキュメンタリー映画、その名も 『靖国 YASUKUNI』―。 案の定、映画そのものより映画を取り巻く周囲のモロモロばかりが勝手に一人歩きして、 やれ表現の自由の弾圧だなんだと識者らの意見がこれでもかとメディア上に溢れたけど、 そうした議論に関してはもはや意見が出尽した感もあるのでここじゃこの際置いとくとして、 なによりボクが日々... ...続きを見る |
2008/05/06 01:30 |
若い芽を摘む“紐付き援助”映画!?(怒) 『パーク アンド ラブホテル』
ボク自身はただのしがない地方出身の映画好きだが、東京でできた友人の、 半分くらいはなぜかバンドマンだったりする(たいていみんな映画好きだけど)。 そんな環境ということもあり、もうカレコレずいぶん前の話なんだけど一度だけ、 ボクはこの映画の音楽を担当している“日比谷カタン”氏とお逢いしたことがある。 いつだったかとうに忘れた確か友だちのイベントの打ち上げに参加した時の話で、 おそらく、というより間違いなく氏の方ではボクのことなど憶えてないのだろうけど、 しかしボクが氏をハッキリ憶え... ...続きを見る |
2008/05/03 00:30 |
愛おしき哉、人生! 『愛おしき隣人』&『スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー』
「今頃どうしてるかな…」と不意に想い出す人って誰にもあると思うけど、 ボクにとってそんな1人が、昔チェコのプラハで出逢った仮名・ユキちゃん。 ボクの5つか6つぐらい年下で、確か、知り合った当時はまだ大学生だった。 彼女とは、市街地にあるユースホステルのドミトリー(大部屋)で一緒だったんだけど、 朝型なのか、ボクが街歩きから酔っ払って帰ってくるといつもすでにベッドで寝ており、 「日本人だよね…」とかなり気にしつつもなかなか面識を持つキッカケがなかったのが、 何かのタイミングでようや... ...続きを見る |
2008/05/01 00:30 |
クジラがダメならマンモスが食べたい! 『紀元前1万年』
アホな話だけど、もしもタイムスリップして過去のどこかへ遡れるなら、 すかさず数年前のボクへと会いに行き、目の前が何も見えなくなって、 「好きだよ」と先走ってる自分に「そこじゃない!早い!」と忠告したい。 もしくはもう少し遡って、やっぱり周りが何も見えなくなっているボクに対し、 「やめろ!ソイツとだけはメアドを交換してはイカン!」とゼッタイに止めてやる。 …せっかくタイムスリップできるのに、そんな過去に囚われるのはもうよそう(でも)。 ...続きを見る |
2008/04/29 07:00 |
執着もギャグにできれば人生は強い 『妻の愛人に会う』
最悪、パソコンなんザなくったってそんなに困らない気もするし、 これ自体、職場のパソコンで書いてるから全然平気なんだけど、 しかしさすがにケータイがないとなるとやや事情は変わってきて、 極端な話、体の一部が欠けてしまったような気さえする人とて多いのかも? 当然、昔はケータイなんかなかったのだからおかしな理屈じゃあるんだけど、 しかし今やケータイがなくちゃなんともならないというのがやはり現代人の性。 まぁ平気な人は平気なんだろうがそれでも「困る!」という人の方が多いハズ。 ...続きを見る |
2008/04/26 06:30 |
“追跡不可能”なネット犯罪の恐怖、でも… 『ブラックサイト』
TV時代劇「必殺」の映画版、『必殺!V 裏か表か』(工藤栄一監督)の巻頭で、 「人が人を殺す だが 今は “金”が人を殺す」 という重々しい言葉が出てくる。 世はまさに80年代後半の好景気の泡でできた階段を駆け登ろうとしていた頃で、 時代の騒乱に人の心も狂う当時の日本を冷たく刺していたと今になり思うんだけど、 ひるがえって21世紀の現代、その言い廻しを借りて今の日本社会を表すとしたなら、 “金”という部分を、“ネット”に換えることが、もしかしたらできるのかもしれない……。 「人が... ...続きを見る |
2008/04/24 00:30 |
観ずに死ねるか!? “スゴイ映画”ミシュラン! 「カール・ドライヤー監督特集 日本最終上映」
昔、高田馬場出て、早稲田通りを早稲田方向へと歩いてゆき、 明治通りを越えてさらに5分ほど歩いた進行方向左手あたりに、 「ACTミニシアター」という劇場があったのを知っているだろうか? 雑居ビルだったかの2階にあり、学校の教室くらいのスペースしかなく、 座席ではなしに座イスに腰掛けアグラとか体育座りの体勢で観るという、 それは場末感満点のしかし味わい深く居心地好い、素敵な小劇場だった。 ...続きを見る |
2008/04/22 06:30 |
つぐないたいことは山ほどあれど… 『つぐない』
それは人間だもの、こうして30数年も生きてくれば、 つぐないたいことの一つや二つは山のようにあるワケで、 そのすべてをつぐない、今愛するあの娘と幸せになれるなら、 センター街や銀座の晴海通りで土下座するぐらいなどボクは簡単にできる。 実際、ボクはその昔名古屋のとある地下街で女性に土下座したことがある。 「土下座したら別れてやる」と言われたからだ。だけど別れちゃくれなかった。 ...続きを見る |
2008/04/20 15:30 |
春の映画商戦の大穴!? 傑作社会派サスペンス! 『フィクサー』
とりあえず、ボクのケータイには「法律扶助協会」の番号が入っている。 (と思ったら今は「日本司法支援センター」に業務が引き継がれていた) げに不穏な世の中、いつ何に巻き込まれるかわかったモンではないと、 自戒の意も込め気休めがてら入れているのだ。幸い、かけたことはない。 まぁそんな風な堅いことを考えるようになったのも、今じゃ単に笑い話だが、 数年前、女とゴチャゴチャあった際に「すわ!弁護士か」という直前までいき、 同じくかつて女性問題で弁護士の世話になったという知人にも紹介してやる... ...続きを見る |
2008/04/19 00:30 |
“出口”を探して悶え続く日々に… 『今夜、列車は走る』
いろいろ迷った挙句3月いっぱいで6年近くつづけた昼間の仕事を辞めたので、 すっかり時間に余裕ができ、引っ越しを考えていることもあって物件を探したり、 ファミレスにこもったりと今はのんびり過ごしている。映画を観る量もまた増えた。 昼間の仕事と言ったって時間にしたら1週間に延べ24時間。要は週に丸一日が、 なんでも好き勝手なことのできる自分の時間になったって程度の話なんだけど、 しかしこのたった一日というのがケッコウなモンで感覚的にはそれ以上に感じ、 なんだかモッタイナイ気もしながら... ...続きを見る |
2008/04/17 05:00 |
チョウ・ユンファがシャイニング・ウィザード!? 『王妃の紋章』!
聖火リレーの妨害騒動にどこの国がボイコットする・しない云々と、 先月のチベット暴動に対する中国政府の対応をめぐり、世界中で、 議論が紛糾しているもののとりあえずは開かれるだろう北京五輪。 その開会・閉会式を演出するのが中国を代表する映画監督、チャン・イーモウ(張芸謀)。 デビュー作 『紅いコーリャン』(’87)でいきなりベルリン映画祭グランプリを受賞して以来、 中国第五世代としてチェン・カイコー(陳凱歌)やティエン・チョアンチョアン(田壮壮)と並び、 しかし作家としてまったく軸の... ...続きを見る |
2008/04/15 01:00 |
画面が揺れすぎるのが問題なんじゃない! 『クローバーフィールド/HAKAISHA』
少なくてもチ○コに毛が生えて以降、乗り物に酔った記憶はない。 確か小さい頃はよくバス酔いとかしていたような気がするんだけど、 いつぐらいからか、いっさい乗り物酔いというヤツをしなくなった……。 それこそ、どれだけウネウネの山道をバスで走ったって今じゃ全然平気だし、 いつか台湾へ行く時に4泊5日フェリーに揺られたけどチットモ酔わなかったし、 パキスタンの山々をジープで半日走り続けた時もひたすら気持好いだけだった。 (山の寒さに震えるボクにマントを貸してくれたパキ人はすぐに酔って吐い... ...続きを見る |
2008/04/13 16:30 |
憂愁の大河ロマン、チンギス・ハーン:ビギニング! 『モンゴル』
♪ジン、ジン、ジンギスカ〜ン♪などと至ってノー天気に、 ウラ若い娘さんたちが腰を振りながら踊っているのを見ると、 日本はこれでいいのか!?とオジさんは不安で仕方ないんだが、 しかし思えば“チンギス・ハーン”という歴史上の伝説的人物の名を初めて知ったのは、 もちろん歌でもなければ、親父が昔、よくジンギスカンを酒の肴にしていたからでもなく、 「仮面ライダー]」に“ジンギスカン コンドル”という名の怪人が出ていたことがキッカケ。 仮面ライダーの怪人と言えば、だいたい動物や昆虫と人間の合... ...続きを見る |
2008/04/12 01:00 |
悪趣味大決戦ハンガリー! 『タクシデルミア ある剥製師の遺言』
♪見つけた化石はほじくるなー ハンガリー!ハンガリー! ワタシの妻のよーに恐ろしいー ハンガリー!ハンガリー! デッデデデデッ、デデデデッとこれがなんのことかわかる人は、 おそらく1000人に1人ぐらいと思うんだけど(それか相当の怪獣映画マニア)、 とにかく国土の真ん中を“青く美しきドナウ”川が流れるハンガリーと言えば、 今やチェコなどと並んで旅行先としては大変人気の高い中央ヨーロッパの国。 残念ながらボクは行ったことがないんだけど、ハンガリー、スロバキア、チェコ、 そしてポ... ...続きを見る |
2008/04/10 00:00 |
桜の森の満開の下で韓国映画二本立! 『永遠の恋』&『黒い家』
週末、久しぶりに映画を観に行って楽しかった―。 映画ばっかり観てるクセして何をバカなと思われそうだし、 実際、久しぶりとは言えそれは10日ぶりぐらいのことなんだけど、 しかし日々こうしてメシを食うのやウ○コするのと似たような感覚で、 映画を観ている人間にしたら10日と言えばケッコウなブランクであり、 それぐらい空くともはや映画館に行くこと自体を新鮮に感じたりもする。 まぁ映画を“受け止める”感覚が鈍らないためにも時には必要なことなのだ。 それは男と女の関係にもなぞらえられる話で、言... ...続きを見る |
2008/04/08 08:30 |
パゴダを染める夕陽と、絵ハガキ売りの少年 [小説] 『ビルマ、パゴダの影で』
昨年9月に、ミャンマー(ビルマ)で起きた民衆デモへの武力鎮圧、 そしてそれを取材していた日本人ジャーナリストの長井健司氏が、 軍兵士に至近距離から銃撃され死亡するという事件を契機にして、 日本でもミャンマー軍事政権の実態が少しずつ知れ渡るようになり、 政権に対する抗議運動が世界各地のみならず、国内でも広がりを見せている―。 そんな中、渋谷のアップリンクで現在公開中の映画、『ビルマ、パゴダの影で』 は、 軍政権から迫害されている少数民族や、反政権武装組織の兵士たちの証言を通し、 ... ...続きを見る |
2008/04/05 01:00 |
釣崎清隆とペドロ・コスタ 『死化粧師オロスコ』&『骨』
つくづく、“カッコいい男”に憧れる今日この頃である―。 しかしここで言うカッコいい男とは、服装だとか髪型だとか、 いい車に乗っているだとか、イイ女を連れて歩いているだとか、 そういう外見、パッと見なレベルのカッコいいとかじゃ当然ない。 (まァ服装や髪型など、見た目に気を遣うのは大切なことだけど)。 もちろんどんな仕事でも一生懸命働く男の姿はカッコいいと思うし、 家庭をなによりも大切にする男は、パーフェクトにカッコいいに決まっている。 ...続きを見る |
2008/03/29 11:30 |
春のホラー映画豊穣祈願二本立! 『デッド・サイレンス』&『ザ・フィースト』
1週間前の日曜日、渋谷にあるO-WESTまで、 今やBEGINと並ぶ“イカ天”の生き残りバンドであり、 17の頃より聴いている、人間椅子のライヴへ行ってきた。 ボク自身は、マイミクもしているディズニーでロックでやっぱりダメ人間で、 そして筋肉少女帯も一緒に観に行く女友だちと連れたって行ったんだけど、 もしかすると昨年暮れに放送された“イカ天スペシャル”の影響もあったのか、 日曜ということもあり、いつにも増して大入り大盛況の本当に楽しいライヴだった。 人間椅子のライヴは毎回盛り上がる... ...続きを見る |
2008/03/25 22:00 |
時代を愛した若者たちへの鎮魂歌…体感せよ! 『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程〈みち〉』
1972年2月28日―。日本中がTVの前にかじりつきとなり、 起きた事件の行末を固唾を呑んで見守っていた頃、ボクは、 この世に芽生えてまだ5ヵ月余り。お袋の温かいお腹の中で、 5ヵ月後に飛び行く世界が、いかに理不尽に充ちているのかを全然知らずにいた……。 ...続きを見る |
2008/03/22 00:00 |
血と暴力に塗れた現代の寓話、でも… 『ノーカントリー』
味覚と同じで歳を喰うと人間少しずつ内面が変わってきて、たとえば、 20代まではあまり思わなかったようなことをフと考えたりするように―。 その“フと”が何かと言えば、それはやはり自分以外の誰かの幸せや、 自分が暮らしているこの世界や平和について考えるようになるってことで、 それは別に30代も半ばになって人間に余裕が出てきたってワケじゃなく、 相変わらず毎日はいっぱいイッパイで、心には澱が溜まってるんだけど、 けっきょくまァ人間歳を取れば「そんなモン」なんじゃないかと思うワケで。 ... ...続きを見る |
2008/03/20 00:30 |
純粋すぎるがゆえの愛の暴走… 『接吻』&『黒い土の少女』
久しぶりに、“愛とは何か?”について考えさせられた―。 なんて気どって書き出すと後がつづかなくなりそうだけど、 しかし本当に、自分のコトも踏まえ、久々考えさせられた。 とりあえず、広い意味で“愛”とは人を思いやる気持だと考えているんだけど、しかし、 だからと言ってその思いやりが必ずしも相手のためになるかと言えばそうとは限らず、 思いやりのつもりが単なる“押し付け”でしかなかったなんて経験は誰にもあるだろう。 思えば思うほど相手の心が離れたり、思われれば思われるほど相手を鬱陶しく感じた... ...続きを見る |
2008/03/15 01:00 |
センスのない客は乗車拒否…?(泣) 『ダージリン急行』
世界第2位の“鉄道大国”と言われるぐらいで(1位はアメリカ)、 インドと言えば列車の旅。まぁどこの国でも列車の旅は楽しいけど、 しかし列車の旅と聞いてまず想い出すのはやっぱりインドだったりして、 とにかく一度列車に乗ったら最後、アッと言う間に荷物を盗まれる……、 じゃなくて、誰とも会話を交わさないなんてありえないと言い切れるほど、 同じ座席に乗り合わせた人とすぐに仲良くなれ、一緒に食べたり笑ったり、 ナンダカンダで旅の想い出がまたひとつ、リュックにスポンと入ることになる。 だか... ...続きを見る |
2008/03/13 00:30 |
人のケータイ、勝手に見るべからず 『アメリカを売った男』
とにかく、人のケータイを勝手に見るのだけはイケません。 疑ってしまう気持はボクも同じ人間、そりゃ理解できるけど、 しかしそこでケータイ見たからって、それで本当に安心する? 猜疑心はまた別の猜疑心を呼んで、不安は底ナシ沼のように広がるだけ。 相手のケータイを見て安心を得るなんてのは要は麻薬みたいなモンだから、 けっきょく効果の間隔はどんどん短くなり心はより不安定になってゆくばかり。 当然、ケータイをチェックされる側だってそんなマネをイチイチ繰り返されたら、 相手に対する不信感が大... ...続きを見る |
2008/03/11 08:30 |
恋人よ逃げよう、世界は壊れたオモチャだから… 『どこに行くの?』
いい加減、男として落ち着いて然るべき年齢になっても、 どれだけ失恋失敗を繰り返し愛の現実をツブサに見ても、 どんなにそんな恋愛あるワケないと頭じゃわかっていても、 少なからず恋愛というものを経験してきた上で男がこうして独りでいるのは、 まだどこかに“理想の恋愛”を捨て切れないという厄介な気持があるワケで、 歳を喰って脳ミソが凝固してきた分、その心は意固地になってゆく一方……。 フツーは男も20代後半くらいになれば恋愛の理想と現実に折り合いを付けて、 妥協もまた愛と現実のどこかへ... ...続きを見る |
2008/03/08 01:00 |
“世界のナベジュン”原作の壺は笑いのツボ? 『泪壺』+α
元来、すぐにベタ惚れしてしまうボクを指して女友だちが、 「男がみんなアンタみたいだったら女は楽なのにね〜」と、 紫煙をくゆらせながら、つぶやいてくれたことがあったけど、 ボクも似たようなことをよく考える。もしも、世の中の女がみんな、 渡辺淳一の小説に出てくる女みたいだったら男は楽なのに…と。 その意味は 『愛の流刑地』 でも1本観たらわかると思うんだけど、 とにかく基本的には徹底して甘やかされたいタイプなので、ナベジュンの書く話みたく、 男の身勝手と欲望が徹底的に許容され、主人... ...続きを見る |
2008/03/06 06:30 |
コマネチ、ドラキュラとチャウシェスク 『4ヶ月、3週と2日』
コマネチ! コマネチコマネチコマネチ! というぐらいに、 ルーマニアと聞いてやはり思い浮かべるのはせいぜい、 “白い妖精”コマネチとほかはドラキュラくらいなんだけど、 (とは言えたけしの「コマネチ!」が流行っていたその当時は、 なんのことかまったくよく知らないままマネしてたんだけど…) しかし、そこはあのコマネチが生まれ育った国というだけあって、 ルーマニアの女性は、本当にキレイだという話をどこかで聞いた。 民族的には全然ルーツが違うけど、隣国ブルガリアに行った時も、 相当... ...続きを見る |
2008/03/04 08:00 |
エディソン・チャンとは無縁の世界! 『トゥヤーの結婚』
映画俳優というものはスクリーンの中がすべてであって、 だから私生活なんかどれだけメチャクチャでもいいと思うし、 だいたい一般人の価値観を彼らに押し付けるということ自体、 間違いなんじゃないかとボクは常日頃から思っているんだけど、 それにしたってエディソン・チャンの1件だけは驚いた。度肝を抜かれた。 現地香港じゃ“芸能界の9.11”と呼ばれている一連のエロ画像流出事件。 21世紀香港映画、屈指の大名作、『インファナル・アフェア/無間序曲』 で、 あれほど素晴らしい存在感を見せてく... ...続きを見る |
2008/02/28 07:30 |
「映画」という“プロ”の仕事 『ファーストフード・ネイション』&フレデリック・ワイズマンの 『肉』
先日、呑みに行った時に“ひと口ギョーザ”を頼んだ。 普段からギョーザとかあまり食べたりしないんだけど、 騒動の影響もあり、なんか無性に食べたくなったのだ。 いかにもそこは即物的な味だったけど、やはりギョーザは旨かった。 というワケで、“食の安全性”に対する関心が高まる今、映画でも昨秋から、 『いのちの食べかた』 という作品がロングヒットをつづけているなど(観てないけど)、 普段ボクらがなんの気なしに食べている様々な食品が提供されてくるまでの過程、 要は“食の裏側”に対する関心が... ...続きを見る |
2008/02/26 09:00 |
やっぱり働くなら夜勤より日勤? 『デイ・ウォッチ』
昼はもちろんフツーに働けば、夜は夜で働いて、 だけじゃなしに、土日と祝日も働ける時は働いて、 1日が48時間で1週間は3日半しかないような日々、 時間や曜日の感覚などムチャクチャなら昼と夜の境目も早わからない。 ヘタすりゃ時には30時間以上働く場合もあり(途中2、3時間の仮眠アリ)、 正直、疲れが体のどこに溜まっているかさえ最近はわからなくなってきた。 とは言えよくサボるから、凝縮したら正味6時間ぐらいしか働いてないと思うけど。 25歳の時に「もうダメだ!」と脱サラして以来ずっ... ...続きを見る |
2008/02/21 07:30 |
じじぃのセックスを笑うな! 『たそがれ』
先日、初めて耳にしたんだけど、最近、一部の女性の間で、 “カレセン(枯れ専)”なる言葉が流行り始めているんだという。 いわゆる、“チョイ悪”がギラギラした(?)中年を指す用語なら、 “カレセン”はその正反対、男としての盛りをひと通りすぎて、 いい感じに枯れた味わいを醸している中年男性を指す新語で、 一応、目安としての年齢的括りはオーバー50歳、アンダー70歳、 定義としては、“路地裏が似合う”とか“女にガツガツしない”とか、 まぁ本が出てるくらいだからいろいろ細かくあるみたいな... ...続きを見る |
2008/02/19 08:00 |
最低の邦題、最悪の劇場、だけど最高のオッサンたち! 『団塊ボーイズ』
実現性みたいな面はこの際すべて無視するとして、 本当にキミは何がやりたいのか?と問われるならば、 それはもちろん、自分で映画館をやってみたい―夢だ。 自分がよく通う中でココが理想なんて劇場は正直ないんだけど、 立地的には、その駅周辺に1館しかないみたいな感じが理想で、 そういう面ではポレポレ東中野はいい場所にあるなといつも思う。 “場末の小劇場”という自分が惹かれやすいテイストで考えると、 名古屋の今池という(昔近辺に住んでた)場末感満点の街にある、 シネマテーク、キノシタホ... ...続きを見る |
2008/02/17 17:00 |
ドッコイ生きてる潜水服の中 『潜水服は蝶の夢を見る』
旅先で知り合った人と酒を呑みながら語り合う中で、 なるほど“自由”とはそういうことかと思った話がある。 彼がまた別の場所でずっと一緒だったという旅仲間と、 マリファナをキメながら、眼前に広がる海を眺めていた時のこと。 ベンチだか砂浜だかで、仰向けに寝っ転がったもう一方の彼が、 頭を反らせ、天地逆サマに景色を見ながらこう呟いたんだという。 「ねぇねぇ〜こうやって見るとさぁ〜空が海で、海が空に見えるよ〜」と。 ハッパ云々はともかくそれが自由じゃない?とボクの前の彼は言うのだ。 今... ...続きを見る |
2008/02/16 07:30 |
世界的ベストセラーを原作に…必見の名作! 『君のためなら千回でも』
本ブログのトップページに載せているモノクロ写真―。 目を隠したりなんかしてチョット遊んでいるんだけれど、 間違いなく写っているのは私、栗本東樹(仮名)本人で、 35年の人生で撮ってきた写真の中でも最も気に入っている1葉だ。 だからでもないけど、もうずっと何年も財布に御守みたく入れてあり、 話のネタがてら人に見せちゃ、「俺がアルカイダにいた頃の写真だヨ」 とか言って今のボクからは100%想像できない風貌なので見た人の反応が毎回楽しい。 まァアルカイダ云々なんてのは、もしかして悪い... ...続きを見る |
2008/02/14 08:30 |
昔は“吉田栄作”に似てると言われてました 『アドリブ・ナイト』
芸能人、もしくは周りの“誰かに似ている”なんてトピックは、 ケッコウ面白いし人と顔を憶え合うって意味でも有効だけど、 これでもまだまだ19、20歳。今みたく腹もプニプニしてなくて、 肌はプリプリ、髪は水分たっぷりのキューティクルがツヤツヤで、 そして下半身の硬度も馬が羨むダイヤモンド並みなら(当然ウソ)、 なにより、心も体も女性に対し今ほど不純じゃなかった頃。ボクは、 恥を忍んで書くが“吉田栄作”に似ているとよく言われたモンだった(だから昔ね!)。 ちょうど吉田栄作がトレンディ... ...続きを見る |
2008/02/12 01:00 |
誰かのマネして自分〈オリジナル〉を探す 『ミスター・ロンリー』
モノマネ。いわゆる、形態模写ばかりじゃなし、 言ってみればこうした文章だって要はモノマネだ。 映画の文章など何を書いても所詮誰かの焼き直し、 けっきょく映画についての誰かの文章、たとえばボクの場合なら、 昔から信頼している映画評論家だとか大槻ケンヂの文体を勝手に、 “継承”した気で影響丸出しの文章を書きそれで悦に入っているだけ。 実際、ブログを始めた頃はどーしたら自分の好きな評論家やオーケンと、 同じような文章が書けるのかと感想そのものよりそっちの方が重要だった。 ...続きを見る |
2008/02/11 20:30 |
スパイのセックスを笑うな!? 『ラスト、コーション』
世の中がどんどん過激になっているということなのか? 映画における表現も、どんどんと過激になってゆく一方。 そりゃもう、この先どれだけ映画が創られ続けたところで、 過去の複製であったり模倣であったり影響丸出しであったり、 要はまったくオリジナルの映画などまず創りえないワケだから、 けっきょく描写を過激にして差を図るぐらいしかないのだろうけど、 それにしたってたとえばここ最近のホラー映画なんて、それこそデキはともかく、 残酷度は70、80年代のホラーがまるで牧歌的に思えるほど強烈だ... ...続きを見る |
2008/02/09 08:30 |
問題、ロシア革命は・・・ 『牡牛座 レーニンの肖像』
何人で成し遂げたか? 答えは、0人(レーニン)である。 高校で世界史の担当だった中切先生がよく使っていた。 その頃、受験云々を差し置いて世界史好きだったボクは、 大学もそのまま歴史学科のある名古屋の私立を選択して受験。 しかし、曹洞宗系で多くの学生がエスカレータ式で上がってくる、 いわゆるお坊ちゃん大学の中で居場所を見出せなかったボクは、 一般教養課程修了後、ゼミで西洋史、中でもロシア近代史を専攻し、 「マルクス=レーニン主義」に傾倒することで心の鬱憤を解消するという、 そん... ...続きを見る |
2008/02/07 01:00 |
映画に感じる“男の色気”! 『アメリカン・ギャングスター』!
ヒゲから胸毛からモジャモジャの男が天を見上げ、 獣の雄叫びを上げているかのようなバストアップと、 後ろでコチラへケツを向けている下帯姿の男たち―。 ご存知、ひと頃、ワイドショー等で取り上げられ議論を呼んだ、 岩手県奥州市の黒石寺で行われる「蘇民祭」の観光ポスター。 せっかく祭に向け盛り上げようとよく目立つ駅構内に掲示したら、 女性客から「不快」との苦情が相次ぎ撤去されたっていうアレだ。 不快なんて失礼なと思いつつ、確かに笑える写真じゃあったけど、 しかし翻ってこの話題は、物の... ...続きを見る |
2008/02/05 08:30 |
“レイトショー”の甘い蜜… 『THEM ゼム』&『すみれ人形』+α
「レイトショー」というなんとも心をくすぐる映画的響き―。 レイトショーと言えば、始まるのはたいてい夜の9時過ぎ。 今でこそ日々当たり前のように一日1回のみの上映という、 レアな呼び水に誘われ、渋谷だ新宿だと時に足を運ぶけど、 しかしソモソモ夜の9時過ぎから映画が始まるなんていう感覚は、 都会育ちの人にはフツーかもしれないが実にコレ都会ならではの話。 なにせボクの生まれ故郷高山は、岐阜県は奥飛騨の雪深い田舎町。 一応、観光地として知られているとは言え“夜が早い”ことこの上なし。 ... ...続きを見る |
2008/02/03 00:00 |
人のセックスを笑ってるユトリなどない 『人のセックスを笑うな』
男だったらナンデモカンデモ若い女の子が好きと、 世の女性方は思っているかもしれないが、その通り! んなモン、ババァより若い子の方がいいに決まってるし、 だからアナタの旦那さんや彼氏はコッソリとキャバクラへ通うのだ。 いや違う。そうじゃない。男がみんな若い子が好きとは限らない。 ババァだろうが若かろうが要はイイ女に年齢なんか関係ないし、 世の中年上好きという男はケッコウ多く、男だったらたいがいは、 グッと年上の女に惚れる瞬間があったりする…モンじゃないかと? ( 『母べえ』 の... ...続きを見る |
2008/02/02 01:00 |
オール・アバウト・マイ・母べえ 『母〈かあ〉べえ』
年に何度かは実家へ帰るけど、お袋と話をすることは少ない。 当然、外へ出かけない限り家にいたら一緒に食事をするので、 その時はばぁさんの面倒のグチだのボクの将来についてだの、 アーだコーだとよくもまァとりとめもなくいろいろ話しかけてくるんだけど、 お袋の言いたいことなど今さらコチラとしては承知しているつもりなので、 「ふん」「そう」「知らん」「わかった」とだいたいこのヘンの相槌を繰り返し、 とくに煩いとも思わず箸を進めながら右から左にすべて聞き流している―。 いつかボクに結婚した... ...続きを見る |
2008/01/31 04:30 |
誰もが“水”を求めてる… 『ハーフェズ ペルシャの詩〈うた〉』
“ハーフェズ”という名の詩人が古代ペルシャに実在したことも、 コーラン暗唱者に与えられる称号が“ハーフェズ”だということも、 実際にイランを旅していた時には、チットモ知らなかったんだけど、 今回、映画を観るにあたり“ハーフェズ”と聞いて想い出したのはそんな、 イランを含むイスラム圏を旅した時に憶えた「ホダーハーフェズ」なる挨拶。 イスラム教圏に共通するお別れの時に交わす言葉、つまり、「サヨナラ」だ。 ...続きを見る |
2008/01/29 01:00 |
孤島の鬼もから笑う2008年ベスト1!? 大傑作! 『28週後…』!
日本じゃ2003年夏に公開され、スマッシュ・ヒットした、 イギリスの俊英、ダニー・ボイル監督作品、『28日後…』。 いくら 『シャロウ・グレイヴ』 に 『トレインスポッティング』 と、 映画史に残る傑作を撮った次世代を担う俊英監督とは言え、 それこそ鳴り物入りでハリウッドへ乗り込んだまではよかったが、 観ているコチラが恥ずかしさのあまり汗をかいた 『普通じゃない』 と、 ディカプリオを全然使いこなせなかった 『ザ・ビーチ』 の2本で惨敗を喫し、 スゴスゴと里帰りをした男がよもや... ...続きを見る |
2008/01/26 08:00 |
バートンは大人になってしまったか…? 『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』
人間、いつかは大人になる。もしくは大人になる時が来る。 「大人になる」の意味するところは様々あると思うが、ひとつ、 「大人になる」ということは、要は「ツマラなくなる」ということだ。 ヤケに落ち着き、分別が付いて、バカのひとつも言わなくなり、 波風立てぬは黙すがよしとヤタラ遠い目ばかりするようになる。 35歳なんて、15歳の時には大人も大人、とっくの昔に結婚して、 まぁ子供を儲けたいとは昔から思ってなかったのでいいとしても、 たとえば10何年勤める職場で若手を見やりながら「俺も昔... ...続きを見る トラックバック / |