アマンダ・セイフライドがちゃんと脱いでいるだけで上出来! 『クロエ CHLOE』



そうなんですよお父さん! まぁ一方のジュリアン・ムーアはまるでカメラがないかの如く脱いでくれる女優なので、
濡れ場になれば(濡れ場じゃなくたって)今回も確実に脱ぐと安心していたものの、どーせアマンダ・セイフライドは、
現在赤丸急上昇中の若手筆頭株だし、脱ぐといったってせいぜい“下乳”か“横乳”をチラっと見せる程度だろうと、
だけどそれでもいいやと思っていたんだけどそうじゃなかったんです!(まぁムーアと較べたらやっぱ控えめだけど)
というワケで昨日の映画サービスデーに観に行ったら、もう盛りも過ぎてチ○ポも何も勃たなくなったお父さん方と、
今やすっかり乾いたゾウキンみたくなってしまった奥さん方で(メチャクチャ言ってるよね)ケッコウな盛況ぶりだった、
『スウィート ヒアアフター』 『アララトの聖母』 といった秀作で知られるカナダの鬼才アトム・エゴヤン監督の最新作、
『クロエ』 は、ファニー・アルダンとエマニュエル・ベアールが共演した2003年のフランス映画 『恍惚』 のリメイクだ。

映画は、夫に浮気の疑念を抱いたある女医が、夫の雄としての本質を知るべく高級娼婦を雇ってワザと誘惑させ、
その反応を報告させるというオリジナルのプロットを踏襲しているんだけど、それ以外は、オリジナルとかなり違い、
ムーア演じる女医の静止をムシしてセイフライド演じる娼婦が夫を次々と誘惑し、彼女の日常を浸食してゆくという、
ストーカー系サイコ・スリラー風味の仕上がりになっている。で、そうしたことで話の説得力はかなり弱まっているし、
ラストも超後味が悪いので、オリジナルが好きだという人はきっとこのリメイクには怒るんじゃないかと思うんだけど、
そこはそれ。個人的には娼婦の哀しみを狂気と紙一重に描いたあたりが 『エキゾチカ』 の監督作っぽくて好きだし、
だいたいセイフライドを脱がした時点で「エゴヤン偉い!エゴヤン偉い!」とせんだみつお状態だった。(わかるか?)
というワケで 『クロエ』 は、“映画に何を求めるか”で評価がまったく違ってくるそこがエゴヤン(?)って感じの1本だ。

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とにかく、すんごいカラダなんです!

『クロエ CHLOE』(2009年・カナダ=フランス=アメリカ/カラー/ビスタサイズ/ドルビーデジタル/96分)
【監督】アトム・エゴヤン( 『エキゾチカ』 『スウィート ヒアアフター』 『アララトの聖母』 『秘密のかけら』 )
【出演】ジュリアン・ムーア、アマンダ・セイフライド、リーアム・ニーソン、マックス・シエリオット
【配給】ブロードメディア・スタジオポニーキャニオン
【5段階評価】★★★1/2☆
【鑑賞劇場】TOHOシネマズ シャンテ1(日比谷)
【鑑賞料金】1,000円(映画サービスデー)