デンゼルの“フライト”もいいけどその前に!? 『ゴースト・フライト407便』



やっぱりただの“フライト”よりも、“スネーク・フライト”とか“ゴースト・フライト”の方が乗ってみたくなるものだよねぇ。
(そういえば 『スネーク・フライト』 のデヴィッド・R・エリスって亡くなっちゃいましたね…。いい監督だったのに。合掌)
それにしても、タイの飛行機なんていうからボクはすっかりタイ航空とタイアップしている映画なのかと思っていたら、
サンセット航空? タイの格安航空会社なんだろうか? 飛行機詳しくないから調べてもよくわからなかったんだけど、
しかしアジアの格安飛行機だったらビーマン・バングラデシュとかドゥク・エア(ブータン航空)などイロイロ乗ったから、
いつかそれにも乗ってみたい。だって、映画観たら、エコノミーなのにメチャクチャ広いじゃん! セットが嘘っぽすぎ!
というワケで、本国じゃ大ヒットしたというタイ発の航空パニック幽霊ホラー 『ゴースト・フライト407便』 を観たんだが、
なにより今の時代にこうしたドが付くB級映画をちゃんと劇場で観られるというのが素晴らしい! 偉いぞシネマート!

ただこの映画、『the EYE』 をはじめ、『ナンナーク』 や 『心霊写真』 といった過去の面白いタイ製ホラーに較べると、
そんなにレベルは高くない。というよりむしろ低い。元は3D映画らしく、観客を驚かせることばっかり考えているから、
2Dで観るとえらくモタモタしているし、ヒロインCAのトラウマを軸にした話もかなりテキトーで、なにより重複するけど、
セットが作り物感全開すぎてまったく緊張感がない。こりゃ寝ている内に着いちゃうかな…と少しウトウトしたほどだ。
でも、じゃあこれがツマラなかったかというと…実は全然、そんなことはなく、むしろ好きか嫌いかといえば大好きで、
なぜならこれが、そう、タイ映画だから。本作を怖いと思う人は皆無だろうがタイ好きはきっと気に入る。そんな映画。
それにタイの人気女優らしいマーシャ・ワタナパーニットもさることながら、香港人役のコがメチャクチャ可愛かったし、
本作を観てボクはまたすっかりとタイに行きたくなってしまった。次にいつかタイへ行く時は、何航空に乗ろっかなぁ。

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後半のなんでもアリな感じが実にタイっぽくて好きよ。

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Sisangian Sihalath(読めん) カワえぇ

『ゴースト・フライト407便』(2012年・タイ/カラー/シネマスコープ/105分)
【監督】イサラー・ナーディー
【出演】マーシャ・ワタナパーニット、ピーター・ナイト、パラメート・ノーイアム、ベル・ナンティター
【配給】彩プロ
【5段階評価】★★★☆☆
【鑑賞劇場】シネマート新宿2
【鑑賞料金】1,000円(会員デー)