テーマ:日本映画 あ~な行

荒木一郎フィーバーでシネマヴェーラ脱出不可能!? 『脱出』@「デビュー50周年記念 荒木一郎の世界」

そら東宝でこんな映画創ったらお蔵入りも当然のハッキリ言って駄作だけど逆にヒドすぎてけっこう面白かった! 12時間後にはブラジルへ旅立つハズだった黒人ハーフ青年が、差別主義者のアメリカ人を過失で殺してしまい、 彼の女友だちと偶然集まった男たちが日本脱出を手助けするという粗筋だけ聞くとめちゃくちゃ面白そうな物語。 そしたらその中に…
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黒沢清だからこそ許される今ドキ古めかしい幽霊屋敷もの、でも… 『ダゲレオタイプの女』短評

ダメだ…。寝不足がたたり自分こそ彼岸と此岸を往ったり来たりしてるみたいで微塵も映画に集中できなかった。 しかし、仮に眠くなかったとしてもやっぱり今回ばかりはこれを手放しで面白いとは言えなかったような気がする。 みなこれこそ黒沢清とか言っているし自分もそこに異論はないけどそれはそれとして自分にウソはつきたくない。 つまらなか…
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創り手の“怒り”をまるで感じない見せかけだけの似非社会派ドラマ 『怒り』(※若干ネタバレ注意)

さすがに鑑賞直後の“怒り”は収まったけどやはり1日が経過し冷静に考えてもこの映画は全然好きになれない。 別に斜めに構えたつもりはなく今年は面白い邦画が多いしこれも前から愉しみにしていた映画だけに実に残念。 途中までは、“怒り”というより“焦(じ)り”って感じで前フリが長すぎないか?と思いながらも芝居は観応えあるし、 同じ原…
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こんなゴジラなら石原さとみの谷間をもっと観たかった! そんだけ! 『シン・ゴジラ』短評

んー長いし、軽い。こんな大作にもかかわらず、怪獣映画って以前に「映画観た!」という気があまりしなかった。 封切初日からそれはもう面白いとTwitterは大騒ぎなので愉しみにしていたのになんだろうこの物足りなさは…? 思えば、庵野秀明監督という時点でこういう作風であることは予想がついて然るべきだったのかもしれないけど、 とに…
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便乗! 男性旧作邦画ファンによる女性映画セレクション! 『何が彼女をそうさせたか』短評

「何が彼女をそうさせたか ‐女性旧作邦画ファンによる女性映画セレクション‐」 [2016年7月9日(土)‐29日(金)]@シネマヴェーラ渋谷 【鑑賞料金】1,000円(会員・2本立) 『悪女』(小川真由美) 『アナタハン島の眞相はこれだ!!』(比嘉和子) 『美しき悪女』(香取環) 『男は騙される』(叶順子) 『禁じられ…
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1社じゃ心許ないからこれからは東映=日活実録路線!? 『日本で一番悪い奴ら』短評

面白かった。今はこんな“日本警察史上最大の不祥事”って話すら平和というか牧歌的に感じる。(感じてはダメ) 北海道警察で好き放題やらかし2002年にとっ捕まった元警部によるノンフィクションを題材に描く実録犯罪映画。 冒頭から笑えるし最後までコメディ調を貫いてけっきょくはもう“すんだ話”みたいにして終わらすのかと思ったら、 後…
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ハリウッドの企画ものも顔負けなレェェェベルの違う面白さ! 『貞子vs伽椰子』短評

面白い…面白すぎる…! フレディvsジェイソン…いや、もう先日のオカダ・カズチカvs内藤哲也より面白かった! 最高の素材と最高の料理人が揃って出来たのは、カレ牛どころじゃないジャンキーで超高カロリーな娯楽の塊! いや、今さらこの2つのJホラー・シリーズを最高とは思わないがしかしそれを揃えて腕のある監督が料理すると、 こんな…
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自分も「シネマヴェーラ渋谷と愉快な仲間たち」で作品を選べるなら… 『砂の香り』&『囁きのジョー』

「開館10周年記念特集Ⅱ シネマヴェーラ渋谷と愉快な仲間たち」 [2016年5月21日(土)‐6月17日(金)]@シネマヴェーラ渋谷 【鑑賞料金】1,000円(会員・2本立) 『あふれる熱い涙』(1992年/田代廣孝監督) 『薄れゆく記憶のなかで』(1992年・篠田和幸監督) 『日本製少年』(1995年・及川中監督) 『…
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死を考え(『或る終焉』)、初恋に馳せる(『若葉のころ』)。アニメ版『少女椿』を学生時代に彼女と観た…

『或る終焉』 今年で44歳。もう“死”を意識して当然の年齢だ。むしろ40も過ぎて死を意識しない人間などバカとしか思えない。 前作 『父の秘密』 がボクの大嫌いなミヒャエル・ハネケっぽかったので(でも、ハネケのように不快じゃなかった)、 題材からしてもしやこれは 『愛、アムール』 ではないのか?と思っていたんだけど、まったく…
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さしずめ我らは上野へ向かう男たち! 『巨乳OLと美乳人妻 ~北へ向かう女たち~』ほか

『巨乳OLと美乳人妻 ~北へ向かう女たち~』 ピンク大賞の時に 『悦楽交差点』(傑作!)を観て衝撃を受けた福咲れん&我らが倖田李梨姉さんのW主演作は、 殺人を犯した女2人が逃避行の定石を踏んで北を目指す、ゆる~い湯けむり紀行版 『テルマ&ルイーズ』(か?)。 まるでタイプも年齢も違う女同士の対立から友情への流れやなかみつせ…
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これぞ映画ファンがシェアすべき、3.11をテーマにしたリトマス試験紙的傑作! 『SHARING』

凄い! これは凄い! 正直、よくできた自主映画ぐらいに思っていたらこれほど面白い映画とは思わなかったし、 観てる間、こんなに何度も背筋がゾッとし震えがくる一級の“ホラー映画”だとは、それこそ夢にも思わなかった! こういう神経症的な恐怖を強いられる映画は、黒沢清監督の 『CURE』 か塚本晋也監督の 『KOTOKO』 以来だ。…
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この夏テアトル新宿で公開されるそこらの邦画より面白いピンク映画2本勃て!+1 「第28回ピンク大賞」

「第28回ピンク大賞」[5月5日(木・祝)]@上野オークラ劇場 【鑑賞料金】1,600円(一般・3本勃) 『情炎の島 濡れた熱帯夜』 まぁ最近観た邦画は 『夢の女』 といい 『華魂 幻影』 といいみんな面白いけどと前置きしつつカ~ワ~イ~イ~。 俺もことみんに先生と呼ばれたい~。それっくらいオークラ劇場2代目マスコッ…
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今ほど世界中でゾンビ映画ブームじゃない頃にこれだけやっていたら凄かったと思う 『アイアムアヒーロー』

うーん…。確かに面白かったけど…もっと面白いのかと思ってた。正直、“褒められすぎ”という印象は否めない。 漫画家が主人公で半ゾンビの可愛い女子高生が出てきて富士山がバックだから海外でウケただけじゃないの? この程度のゾンビ映画はいくらもあるしそれを“日本映画で”やったからといって過度に評価するのはちょっと…。 予告篇が上手…
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春の日本映画強化週間!④ “着いた処が目的地”な女版『おやじ男優Z』? リップヴァンウィンクルの花嫁

これは面白い。ボクの近辺でも賛否両論だから自分はどっちだろうと愉しみにしていたんだがまんまとやられた。 基本、主人公がなんの説得力もなく作者の駒みたいに扱われどんどん不幸となってゆくって話が大嫌いなので、 途中までは、黒木華がひたすら嫌われ松子みたいな目に遭うだけの最も嫌いなタイプの映画かと思ってたけど、 後半はコチラの安…
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春の日本映画強化週間!② ロ○スターの数倍面白いエロチックな和のナンセンス! 『蜜のあわれ』短評

ボクも金魚飼う! 室生犀星といえばすぐ想い付くのは「ふるさとは遠きにありて…」でおなじみの「小景異情」で、 (ちなみに 『杏っ子』 を観たことがある程度で1冊も読んだことはなく「小景異情」というタイトルも今初めて知った) ボクも元は田舎者だからこの詩には大変共感するところがあり折りにふれて想い出すほど好きな詩なんだけど、 …
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都会好きが観ても田舎好きが観てもちょうどえぇ!ドキュメンタリー 『風の波紋』短評

お腹が減った。そして笑えた! ひと言でいえば、何から何まで「ちょうどえぇ(by二丁拳銃)」ドキュメンタリー映画。 題材的には越後妻有(えちごつまり:新潟県十日町市と津南町からなる地域)の里山に移住した人々の話だけど、 自然の暮らしと都市部の暮らしを較べて何かを訴えるワケでもなけりゃ、かといってエコライフを讃えたりもせず、 …
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福島の桂子・好江ならぬ榮子・芳子師匠が吠える!笑ってねぇどやってらんねぇ! 『飯舘村の母ちゃんたち』

以前某映画祭でお世話にもなったジャーナリスト、『ガーダ パレスチナの詩』 の古居みずえ監督渾身の最新作。 東日本大震災および福島の原発事故からキリよく5年だからといってドタドタと避難者の方々の家に上がり込む、 メディア報道に違和感も感じる中この5年がなんだったのかを考えさせられる今真に観るべきドキュメンタリーだ。 5月7日から…
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“映画的純粋さ”を求めながら、僕はずっと愛を見つめてきました 「映画作家 田中登」

とは、「愛の寓話―日活ロマン、“撮影所システム”最後の光芒」(東京学参刊)における田中登監督自身の言葉。 “日活ロマンポルノ”をプログラム・ピクチャーとして高めた1人故・田中登監督の回顧上映が現在渋谷で開催中。 「映画作家 田中登」[1月23日(土)‐2月12日(金)]@シネマヴェーラ渋谷 【鑑賞料金】1,000円(会員・2本…
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ザ・タブー! “恋人たち”より“変態たち”! 『変態団』&『自傷戦士ダメージャー』

いやぁーさすがに今回は中篇の2本立だし(足しても68分)井口昇監督自らが主宰している映画ワークショップの、 卒業制作&監督の知人が全額出資したらしい超個人的作品ていうから至極軽ぅ~い感じで観に行ったんだけど、 面白かったぁ! イベントはなかったが予期せぬ監督の上映前挨拶と2本からなんと7人の役者さんが揃うという、 なのにま…
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とかく「生きづらい」現代に贈る厳しくも優しい物語、でも… 『恋人たち』

いくら自分の映画祭の準備のためで仕方ないとはいったって、いったい何本の映画を観逃せばいいのだろう…。 あ~映画が観たい! タマにこう、時間ができてブログを書いているとまるで実家に帰ってきたような気分になる。 しかしどんな忙しくともこれは橋口亮輔監督久々の長篇だしとにかく前の 『ぐるりのこと。』 が大傑作だったから、 これだ…
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此岸と彼岸を往ったり来たりの愛の霊界ロード・ムービー 『岸辺の旅』

今年(だよネ?)のカンヌ国際映画祭で「ある視点」部門監督賞を受賞した黒沢清監督の最新作 『岸辺の旅』 は、 一人の女性の元にある日突然3年間行方不明だった夫が帰って来たと思ったら「一緒に旅に出よう」と言い出し、 訳もわからずついてゆくと、それは夫が失踪して(死んで)から携わった人々を訪ねる魂の旅だった…という物語。 死んだ…
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知られざる特攻兵器を題材にした、これぞ“空の『野火』”! 『サクラ花~桜花最期の特攻~』

いやびっくり…。昨日は映画の日だったから前日までは渋谷あたりに何か映画を観に行くつもりだったんだけど、 急遽、とある縁でこの 『サクラ花~桜花最期の特攻~』 なる映画の試写に行ったら…よもやこんな面白いとは! 基本自主上映で全国展開されるらしいがこんな映画が一般の劇場にかからないなんてなんとモッタイのない話。 “桜花”とい…
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奥田瑛二に法科大学院の教授役をやってほしい! 『赤い玉、』

似合うだろうなぁ~司法試験の問題を作るという偉い立場を勘違いしているところを若い教え子につけこまれて、 その若い肌にズブズブ溺れながら解答み~んな教えちゃう60代の冴えない教授の役。(ニュースからのイメージ) だけどなぜ女性も女性でそんなパーフェクトな答案出したんだろう逆に怪しまれるとか思わなかったんだろうか? 適当に間違…
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歪んだ世界で怪物と化してゆく少女と男… Dressing Up ドレッシングアップ&ナイトクローラー

これはびっくり…。もう 『みいていく』 といい 『息を殺して』 といい今年はなにしろ若い監督の映画が面白いので、 本作もずいぶん評判高いし驚かせてくれるのかなぁとある程度期待していたらよもやこれほどびっくりするとは! 少々暴力的な展開もあるっぽいからいったい話がどう流れるんだろうと思っていればソッチ行くのネ!みたいな。 個…
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名古屋のお盆の友だち 『お盆の弟』&『ソ満国境 15歳の夏』

今年の盆休みは、名古屋でサラリーマンをやっていた頃の友人ら3人と久しぶりに再会し金山という街で呑んだ。 3人の内2人はちゃんと働いてるけど(もちろんボクも)、もう1人はなんとまだ働き盛りな56歳にもかかわらず無職。 しかも、失業したとか休職してるというのじゃなく3年前に“絵描きに専念する”とかいって自ら会社を辞めて以来、 …
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PG12? 子供が観たらトラウマ必至の特撮恐怖映画! 『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』

いや、ホントに! 原作をまったく知らないもんだからテッキリ下の写真の巨人が人を食べるのかと思っていたら、 よもやあんな気持悪いビジュアルの巨人がウジャウジャ出てくるとは思わなかったのでハッキリ言ってドン引き! しかも“グロい”って聞いたからメジャー映画でどれぐらいやっているのかと思えばグロいなんてレベルじゃない! グロすぎ…
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映画を観ながら想い出した、ある元日本兵の戦争体験… 『野火』

日付は偶然ながら3月11日だったのでよく憶えているんだけど、2年前のその日に職場であるご老人と出逢った。 92歳と仰っていたが足腰はまだしっかりとしているし耳もさほど遠くはないようでコミュニケーションに問題はなく、 彼の方からアレコレと話しかけてきたので聞いてみるとやっぱり戦争経験者、それも捕虜経験者という方だった。 通称…
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日本映画の新しい才能に触れたければユーロのレイトショーへ行け! 『息を殺して』

つくづく、20代前半の若き女性監督が撮った 『みちていく』 は素晴らしい映画だったけどこれもまた面白かった! 正直、『みちていく』 より頭デッカチそうな気がしたのでひょっとすると自分的には否かなと思ったら思いっきり賛。 スクリーンが2つあるユーロスペースのレイトショーがいずれも未来ある若い監督が撮った日本映画で占められ、 …
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世界には今、“ハグ”が足りない… 『きみはいい子』

ボクはあんまり親に“抱きしめられた”という記憶がないんだけどそれでもタマに想い出すことが一つだけあって、 それは、小学校の4年か5年の頃―。ボクの両親はとにかく仲が悪かったのでその時も大ゲンカしていたんだが、 あまりに酷いもんだから仲裁に入るとお袋がオイオイ悔し涙を流しながらボクをめちゃくちゃ強く抱きしめたのだ。 よもやお…
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日本の女たちよ、これが本当の斎藤工だ。で、最高の忍者活劇! 『虎影』!

斎藤工くんといえば個人的にはほとんど今回の西村喜廣監督や井口昇監督の映画でしか観たことがないので、 いったいいつの間にこんなCMにも引っ張りダコの人気者になったのやらって感じなんだけど(昼顔ってドラマ?)、 しかしコチトラとしちゃあやっぱり彼のイメージは“日本一変なコスプレの似合う変わり者のイケメン俳優”なので、 ストレー…
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