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help リーダーに追加 RSS “Kingda Ka”に乗る前に! 『ファイナル・デッドコースター』

<<   作成日時 : 2006/09/21 00:45   >>

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富士急ハイランドのええじゃないかも相当凄そうだけど、
アメリカじゃなんでも、たった3.3秒で時速128`まで加速し、
140mの高さまで急上昇するジェットコースターがあるという。
(最高速度128マイル、206`のKingda Kaという名前らしぃ)
さすがは刺激に対しては暴力的なまでに貪欲な国、アメリカ!
でも、確かに飛行機のような巨大な鉄の塊が、
なんなく空を飛ぶというのもいまだ不思議な話ではありながら、
よくよく思えばジェットコースターの方が飛行機なんかよりよほど事故を起こしそうに思うのは、
何もボクだけではないんじゃないだろうか…?
ジェットコースターの安全性なんてどこまで保障されているのかわからないのに、
よくもまぁみんなキャーキャー楽しそぅに乗ってるもんだ。

そんななか、21世紀以降の大ヒット・ホラー・シリーズの栄えある最終章(?)にして、
そのものズバリ、“ジェットコースター・ホラー”という形容に相応しく、
ジェットコースターで起きる事故を発端にして始まる惨劇を、
これまた相当の血飛沫量でモリモリと見せてくれる残酷スプラッターがコレ!
『ファイナル・デッドコースター』
言うまでもなく 『ファイナル・デスティネーション』 と 『デッドコースター』 につづく第3弾で、
その2本を足しただけの安易なタイトルも実にこのテのホラーらしぃ。

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 ウェンディ(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)は、
 高校の卒業イベントで仲間とともにアミューズメント・パークを訪れた。
 ところが、ジェットコースターに乗り込んだ彼女は、
 乗ったジェットコースターが途端に事故を起こす予知夢を見て、パニックに陥る。
 隣に座っていた友人のケヴィン(ライアン・メリマン)とともに乗車を拒否して騒ぎになるが、
 実際に事故は起き、乗客全員が死亡する……。

作品の基本コンセプトは当然前2作とまったく同じ。
一度“死”に見舞われた人間は一旦はそこから逃げられても、
近く必ず死ななきゃならないという「そんなアホな!?」みたぃな話で、
『デッドコースター』 公開時に読んだある映画コラムじゃ、
それを、“霊界質量保存の法則”なんて実にうまい具合に喩えていた。
で、このシリーズは、死に見舞われた主人公たちが、
言ってみればそんな“運命”となんとか戦おうと奮闘する話なんだけれど、
そうした目に見えない何かと合理的に向き合おうとするのが、
アメリカ、というよりキリスト教圏的な発想と言えばそう言えなくもないワケで、
この題材は、よく練れば日本や韓国、
タイ・香港でうまくリメイクできるような気もするんだけれどどうだろう?

監督は、1作目を手掛けたジェームズ・ウォン。
中1作おいての再登板ということで気合いも充分なら、
これでもかと言わんばかりの人体破壊描写の波状攻撃を浴びせかけてくれて観応えも充分。
ただ、こうしたシリーズもの(しかもホラー)のたどる常で、
ドラマ的には至極、単純な展開ということもあって、
手詰まり感は拭い切れず“死に方”のアイデアに頼りすぎで、
しかもそのアイデアというか“からくり”はまるで“トムとジェリー”なために、
せっかくシリーズ最高潮の残酷度も、若干迫力が弱まってしまったような感じはする。
要は気合ぃが入りすぎて、見せ場をもったぃぶりすぎなのだ。
そういう点では、2作目を手掛け、つづいて監督した 『セルラー』 もバツグンに面白く、
10月に公開される 『スネーク・フライト』(飛行機内で蛇が暴れる映画)も今から待ち遠しい、
デイヴィッド・R・エリスの方がセンスは光っていた。

でも、このホラー・シリーズの面白さ(というよりほとんどのスプラッター)は、
たとえば映画館に限定すれば、
人が座っているのに平気で前の席の背もたれに足を何度も当ててきたり、
友だちなんかいなぃクセに上映中に何度もケータイをチェックしたり、
そういう常識もマナーもなく無神経極まりない、
もっと言えば犬の糞の始末もできないバカな飼い主とか、
飲酒運転で人を殺して平気で逃げるヤツとか裏金作って美味ぃモン食ってるクソ野郎とか、
やれ振り込め詐欺だ読者モデル詐欺だと弱い者を喰い物にする悪党とか、
そういうバカでクズで生きていてもなんの価値もないような連中が、
無抵抗のままゴミのように頭を潰されたり体を引き裂かれたりして死んでゆくのを、
ゲラゲラ笑いながら楽しむところにこそある。
現実の世の中じゃ図太いヤツほど決まって枕を高くして寝ているのだから、
映画というせめて“虚構”のなかでぐらいは、
バカと悪党は漏れなく死ねばよいのである。
そういう意味ではヒロイン以外はどーでもいいようなキャラが無残に死んでゆくこの映画は、
ホラーとしての使命は存分に果たしていて及第点。

もうこれ以上、このシリーズはつづきようもないと思うけど、
カタチを変えてスカッと爽やかなスプラッターを、これからもホラー関係者たちには期待したい。

なーんて罵詈雑言ばかり吐いてると、ボクにもそのうち順番が・・・、
きょうはやけにさっきから……パソコンの調子が…悪ぃんだよな…。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
初めまして、以前TB返信を2度いただきました。ありがとうございました。
>現実の世の中じゃ図太いヤツほど決まって枕を高くして寝ているのだから、映画というせめて“虚構”のなかでぐらいは、バカと悪党は漏れなく死ねばよいのである

なるほど!これで堂々とこの手の映画を楽しむことができそうです。
自分は怖いもの見たさだと思ってたのですが、↑こんな風に言われればスッキリですね♪
Kingda Kaにも乗ってみたいです。
とらねこ@レザボアCATs
2006/10/31 18:45
>とらねこ さん
はじめまして。コメント、とてもうれしいです。

クサクサした気分の時に観た映画だったので、
(↑)思いのほかメチャクチャ書いてますが(照)、
それがホラーの醍醐味であると確信しています。
ホラーは思いっきり楽しんで、
そしてスッキリする、極めて健全な娯楽の王様です!
栗本 東樹
2006/11/02 00:35